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下益城郡美里町(砥用町と中央町が合併)
「美里町43基目の眼鏡橋」と擬似アーチ石橋を紹介します。
平成未来(へいせいみらい)橋 N 32゜36′54″ E 130°51′51″ 159m 橋長:5.5m、幅:1.65、高さ:1.7 架橋は平成13年5月、町文化交流センター「ひびき」の南側にあり、地区の公民館入口に架けられた美里町内で最も新しい眼鏡橋。近くに住む後藤さんが地区のために架けた眼鏡橋だそうです。後藤さんは石工ではありませんが、霊台橋を見て育ち、いつか自分でも造ってみたいという夢を持っていたそうで、それを実現されたとのこと。自宅の蔵を解体した時の石を利用。石の切断だけは専門家に依頼されたそうですが、支保工の組み立てから輪石積みまでほとんどが手造りとのこと。更には河岸のコンクリート部分を自然石のように彫刻されるなど、様々な工夫を施されています。石材がもう少し余っているので、もう1基架けたいと話しておられました。「平成未来橋」という名前は、地区で募集され、最も多かった「平成」と「未来」を組み合わせて命名したとのこと。いつの日か、私も自分の手で眼鏡橋を架けてみたいものです。(右上のマウスオン写真が橋の下に降りて説明される後藤さん) |
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平成未来橋から商店街のほうへ進んだコンクリート造りの新しい橋の欄干を飾ってある眼鏡橋の絵。霊台橋と大窪橋(マウス・オンの写真)でしょう。さすがに石橋密度県下一の「美里町」。 |
三加(さんが)地区の三加橋 コンクリートの中は石ではとの情報で、地区の方にもお尋ねしたのですが、コンクリート製だとのこと。外見は石造眼鏡橋。(写真:06/07/04) |
坂貫刎(さかぬきはね)橋 下益城郡美里町坂貫 N 32゜37′02″ E 130°50′01″ 124m 橋長:2.4m、幅:1.7、径間:1.3 めがね橋ではなく擬似アーチ式(持ち送り式)で、お隣の甲佐町大峯の石橋と似ています。橋の下に降りて撮影したのが右上写真。両岸から3列の石を迫り出し、その上を3列の桁石(各幅50cm)を渡している。コンクリートで1列拡幅され、現在は4列。上流部は水門。橋情報は贄田様からいただきました。(写真:2007/01/20) |
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萱野(かやの)橋 下益城郡美里町萱野 地図:Mapion 現在ではコンクリート橋の下に埋められており、輪石を見る事はできないが、存在する。美里町教育委員会で教えていただきました。 |
写真:2005/06/11(平成未来橋) 最終更新:2008/02/12
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会
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