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二俣(ふたまた)の第一橋と第二橋
緑川の支流津留川と釈迦院川(手前の川)に架かる双子橋。橋長は23mと23.2m、橋幅3.3mと2.5m、高さはともに8m、ほぼ同じ大きさである。文政5年(1822)頃の架橋で、林七の長男嘉八が造った石橋では現存する唯一のもの。高欄や橋面石を省くなど橋本体の安全性第一設計。国道218号線の新年祢橋より撮影。 |
年祢(としね)橋
二俣橋の上方(マウスオン写真は下方から)の国道にあり、熊本では珍しい大正時代(大正9年)の石橋。現在ではすぐ隣のコンクリート橋に役目をゆずってはいるが、ローマの水道橋を連想させる威風堂々たる姿は永久に不滅。橋長:60m、橋幅:5.8m、高さ24m、4連アーチ。下方の二俣橋の3橋と共に二俣五橋とも。 |
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小筵(こむしろ)橋
国道443号線を甲佐町から美里町に入り,国道218号線を3333段の石段の方に横切って50mほど、左手の小筵川に架かっている。150年以上経た現在でも、地域にとってなくてはならぬ橋である。橋長:47m 橋幅:2mで、二俣の二橋と構造や材質が似ていることから、同じく嘉八の作と推定され、架橋年も文化5年頃。
前述の二俣橋や旧砥用町側の馬門橋、町営温泉「佐俣の湯」などを巡れば、手軽な石橋探訪遊歩コースとして最適なコースです。 |
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イチョウの時期の二俣橋(左)と小筵橋(右)
写真撮影は二俣(2000/11/25)、小筵(1999/11/28)
四季折々の風景を楽しませてくれるのが肥後の石橋、眼鏡橋、目鑑橋である。 |
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風呂(ふろ)橋(中央町津留)
橋長:10m、幅:1.35、径間:2.35 拱矢:1.15
貫(あな)井手用水路の水路橋として文政2年(1819)に架橋されたと推定。平成11年9月24日の大雨で、一部崩壊、その後解体されていたが、平成16年3月復元。位置は、カントリーパーク運動公園のバックネット裏南側の谷。撮影:2004/03/23、2005/05/03 |