山都町(矢部、蘇陽、清和)の石橋

「国道445号線から218号線」は、通潤橋や霊台橋など石造めがね橋の宝庫です。
その国道沿いの中から、6/17に立ち寄った石橋を幾つか紹介します。
445号線沿い 山都の石橋 山都2 山都3 山都4 通潤橋


 
瀬戸(せと)眼鏡橋
上益城郡山都町瀬戸
架橋:弘化3年(1846) 橋長:6.9m 橋幅:1.8 径間:2.8 拱矢:1.7
445号線を御船から矢部へ入ってすぐ、神社の手前右手(南方)の田圃の中に見える小さな石橋。
山中(やまなか)橋
上益城郡山都町山中
架橋:嘉永2年(1849) 橋長:13.5m 橋幅:2.25 径間:6.35 拱矢:4.0
445号線沿いの山中橋入り口の標識を左(北方向)に約1kmほど進んだ橋の上から左下に見える。
工事中の通潤(つうじゅん)橋
上益城郡山都町長原
通潤橋は平成14年3月までの予定で水路石管補修工事中で、工事期間中は放水も中断。写真は工事のために姿を表した3本の石管。通潤橋に関しては通潤橋謎(物語)架橋技術放水風景も!
男成(おとこなり)橋
上益城郡山都町男成
橋長:13.5m 橋幅:2.25 径間:6.35 拱矢:4.4
天保3年に建造されたものが大正元年流失、大正4年に復旧されたもので、現在ではコンクリートで拡幅されており、川下部分に輪石を確認できる。
貫原(ぬきはら)眼鏡橋
上益城郡山都町河野
弘化4年(1847) 石工:白小野村の喜兵衛 橋長:9.3 橋幅:2.4 径間:2.1 拱矢:1.6
218号線を清和方面に向かい、貫腹橋の標識に従って右折し500m程先を今度は左折500m程で標識版。男成橋と同様壁石が厚いのも特徴。
下番(かばん)橋
阿蘇郡山都町滝上
天保6年(1835) 石工:岩永三五郎
橋長:5.2 橋幅:3.2 径間:3.2
国道218号線沿いの馬見原橋の手前を右折した左手五ヶ瀬川の川原に見える。橋面も草に覆われ利用者も居ない。蘇陽町では唯一の石橋。
舞鶴(まいづる)橋
上益城郡山都町郷野原
安政2年(1855) 石工:卯助、丈八
橋長:2m 橋幅:1.8m
国道218号線から左折、南外輪の清水峠への道を行った人里はなれた田圃の中にあり、解り難い。ご覧のように夏草に覆われ輪石は確認できなかった。

写真撮影:2001/06/17 舞鶴橋は2003/8/12
熊本市から国道445号線、218号線、265号線を抜けると阿蘇カルデラへの
南回りのコース、緑川流域の石橋、阿蘇外輪山の高原、温泉もあり、見所いっぱいのコース。

<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

 
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