氷川町(旧宮原町)の石橋


 八代郡氷川町(旧宮原町)に残る3基のめがね橋を紹介します。石工の里「八代市東陽町」まで車で10分hほど、石匠館への行き帰りにも立ち寄れます。2005年10月1日、宮原町と竜北町が合併し氷川町が誕生、現在氷川町内には、合わせて6基のめがね橋が確認されています。

 
郡代御詰所(ぐんだいおつめしょ)眼鏡橋
八代郡氷川町東段 N 32゜33′14″E 130°41′13″24m
架橋:天保年間(1830〜1844) 橋長:12.0m、幅:2.9m 径澗:7.0m
国道三号線の氷川を越えてすぐの宮原交差点を左折、八代市東陽町・五木村方面への国道443号線を1kmほど行った右側に見える。
元は現在地より200mほど下流の八代郡代の詰所のたもとにあった石橋。宮原町の昔は八代郡の行政的中心地であり、参勤交代の通路になっていて、河原町(竜北町)とともに在町を形づくっていた。天保12年(1842)ごろ八代郡代の愛嬌某という人が井手明神から上流に向かって道路を開発したため宮原町は発達した。種山から出てきて上宮(かみみや)に渡る大切な橋であった。昭和54年4月、一の井手用水路改修のため当地点に移転復元された。(以上、橋のたもとの案内板より)
 
明神社(みょうじんじゃ)眼鏡橋
八代郡氷川町東段
N 32゜33′13″E 130°41′15″23m
架橋:天保年間(1830〜1844) 石工:不明
橋長:7.5m、幅:1.8 径澗:6.0
郡代御詰所眼鏡橋のすぐ先、左側の神社前に架かる石橋だが、上部がコンクリートで覆われ、輪石が隠れているのが惜しい。
立神(たてがみ)眼鏡橋
八代郡氷川町立神
N 32゜32′56″E 130°42′03″42m
架橋:不明 石工:不明
橋長:約6m、幅:約6m 径澗:約3.5m
立神峡への入口の国道443号線の下、氷川へ注ぐ支流に架かってるが、三叉路手前のはしごを降りて初めて見ることができる。
 

写真撮影:2002/09/29
(立神は2005/10/16)

最終更新:2005/11/06

<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

 
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