福岡県境に近い県北の山鹿市鹿北町に残っている石橋を紹介します。鹿北の石橋その2
女田(おなだ)橋 山鹿市鹿北町栗瀬 瞑想の森公園 橋長:11.7 橋幅:4.8 径間:7.7 架橋は大正3年、鹿北町女田の県道に架かっていたもので、平成2年7月の水害後の災害復旧工事で撤去の運命にあったが、地元民の熱意で平成7年に公園内に移設保存された。 |
水天宮(すいてんぐう)一号橋 山鹿市鹿北町栗瀬 瞑想の森公園内 橋長:3.5m 橋幅:2.4m 旧山鹿街道の田代谷川に明治初期に架設されたとのこと。二号橋と同型。アーチの中に見えるのは公園内に移設されている女田橋(左写真)である。バードウォッチングやピクニックにも! |
水天宮(すいてんぐう)二号橋 山鹿市鹿北町栗瀬 橋長:2.5m 橋幅:2.4m 一号橋の10mほど先にあり、今では通る人も居ない山鹿街道にひっそりと残る。 瞑想の森公園は役場近くの国道3号線の西方向にあり、ここを基点に旧街道の散策も面白そうである。 |
高井川(たかいがわ)橋 橋長:19.75 橋幅:5 径間:15.95 明治14年、国道建設時に弁天、高井川間の男岳川に架けられた。欄干が凝っている。現在は国道はすぐ横を通り、橋も新橋に役目を譲り、町道の橋として現在も役目を全うしている。石工は種山の丈八(橋本勘五郎)。 |
弁天(べんてん)橋 山鹿市鹿北町大字岩野字弁天 架橋:明治14年(1882) 橋長:10.5 橋幅:5.0 旧国道3号線の橋として架けられたが、現在は町道となっている。石工は橋本勘五郎と言われている。 |
中ノ川内(なかのかわうち)橋 山鹿市鹿北町大字岩野字弁天 架橋:大正初期頃 橋長:10.3 橋幅:6.9 径間:8.7 昭和47年コンクリートで拡幅工事(旧幅4.5m)。石工は辺春村の中村時次郎か地元の似吹仁八郎とも。(H19年撤去) |
撮影年月日:女田、水天宮 2000/04/30 高井川橋 09/09 弁天、中ノ川内 2002/05/13