菊陽の石橋

熊本市の隣町、阿蘇へ向かう国道57号線沿い
菊池郡菊陽町にも、4基の眼鏡橋が残っています。
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井口(いぐち)眼鏡橋(菊陽町井口)
村人の生活に根ざし、周囲の花壇が住民に愛され続けている証か。輪石の接する部分に石楔使用。
橋長:10.75 橋幅:3.00 輪石数:28 高さ:2.65
拱矢:2,15 スパン:5.35
入道水(にゅうどうすい)眼鏡橋
水菅原神社境内、周囲の静けさに溶け込んでおり、川底から見上げれば実際以上に大きく見える。昭和63年補強工事。その後、杉並木公園へ移築
橋長:8.20 橋幅:1.48 輪石数:32
高さ:3.65 拱矢:3,20 スパン:4.50
上津久礼(つくれ)眼鏡橋
軸長町上津久礼

大小の2連アーチ石橋で、平成元年(1989)に一帯の圃場整備事業によって、田園の中に公園化保存。
本当の川に架けられていて欲しいと感じるのは欲張りというものか!
石工:戸次村の治助で天保9年(1838)架橋、明治元年(1868)再建。
橋長:16.20 橋幅:2.80 高さ:3.45 3.00
拱矢:3,23 2,23 スパン:7.00 5.65
古閑原(こがばる)眼鏡橋

菊陽町古閑原の瀬田上井手に架かる橋で、周囲は竹藪で覆われアーチは見えにくい。井手の水の中に入っての撮影となり、水の冷たさが身にしみる。
上から見ると、右写真のように落下防止の鉄柵が施されており、案内板が無ければ石橋と気付く人も少ないのでは。
橋長:6.70 橋幅:2.20 輪石数:25 
高さ:2.80 拱矢:2,45 スパン:4.90
石工:石切貞助 天保9年(1838)架橋

写真は平成12年1月4日撮影


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<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会