菊池の石橋

別に、菊池市の石橋「12+1」の紹介のページも!


県内で、緑川流域に次いで石橋が多いのが、菊池川流域です。
菊池川流域全体では、総数86が確認され、54基が現存しているようです。
菊池市内に残る石橋は12基、その中から!


迫間(はざま)橋 菊池市迫間

文政12年(1829) 石工:伊助(西迫間村出身)
橋長:36.4m 幅:4m 径間:20.2m 高さ:10m
菊池神社を過ぎ、迫間川に出会うとすぐ。
架設以来170年間、車の往来にも耐えながら、今
なお美しい姿を保ちながら、石橋の役目を全う中。
岩下(いわした)橋 菊池市岩下

文政8年(1825) 石工:備前の茂吉、勘五郎
橋長:10.9m 幅:2.9m 径間:9m 高さ:6m
今は役目を終え、すぐ横のコンクリート橋の下に隠
れ、見つけにくい。橋面を青草に覆われ、ひっそり
とした姿が、更なる味わいを醸しだしている。
立門(たてかど)橋 菊池市立門

万延元年(1860) 石工:宇市
橋長:75m 幅:3.6m 径間:21.7m 高さ:11m
菊池渓谷への入り口にあたる立門から、上津江へ左
折してすぐ。威風堂々たる姿は菊池川流域の石橋群
の中でも、風格を感じさせるアーチ橋である。
永山(ながやま)橋 菊池市永山
文政6年(1823) 石工:小坂勘五郎
橋長:61m 幅:4.6m 径間:20.6m 高さ:17m
最初の橋は文政12年に流出した為、その上流に現
在の橋が橋本勘五郎の手で、明治11年に完成。
菊池スカイラインへの道、上津江への分岐点を1km
程過ぎた右側谷間。当時、肥後と豊後の要路。

写真は平成11年5月8日撮影

 橋の写真を撮ろうと、石橋を捜すのだが、なかなか難しい。何度も空振りを繰り返しながらも、目的の石橋と出会ったときの喜びと言ったら、言葉に表せない程。今回は、上記の4カ所しか廻れませんでした。これ以外にも、鳳来(ほうぎ)、長野、虎口(こく)、竜門、綿打、相生(藤輪)、竹之牧、雪野の各石橋が菊池市内に残っています。残りの石橋も、菊池市役所より写真をご提供いただきましたので、別ページで紹介します。(99/05/18)

菊池市の石橋その1 その2その3
緑川1 荒尾 南関 山鹿 菊陽 長陽 豊野 矢部 人吉 水俣 大分
緑川2 最古橋 鹿北 菊池 大津 白水 445 砥用 東陽 田浦 天草 長崎
緑川3 他の1 南関 菊鹿 植木 一の宮 中央 甲佐 八代 芦北 円通寺 山形
熊本 他の2 三加和 玉名 産山 松橋 宇土 御船 坂本 津奈木 福岡 海外

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<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会