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| 上流より撮影 | 下流より撮影 |
| 陣内（じんない）橋（仮称） 大津町陣内（N 32゜51′37″ E 130°52′13″海抜 95m） 橋長：約５.５ｍ 橋幅：約３m 大津南小学校の旧正門（正門横）の橋として下井手に架かる。町内の西鶴橋とほぼ同じ一列が輪石３個で構成されているリブアーチ式眼鏡橋で、こちらは１０列。架橋時期や石工が同じ可能性も。橋面はコンクリートで拡幅され、石造眼鏡橋とは気付き難い。肥後の石橋の中でも特徴的な眼鏡橋であり、案内板等を設置して欲しいものです。コンクリートを取り除き、輪石が見えるように復元し、地域や学校の記念碑として末永く残していって欲しいものです。写真にマウスポインタを載せると輪石がもっとはっきり見えます。（撮影：2006/05/20 15:00） |
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| 上流より撮影 | 下流より撮影 |
| 上鶴（かみつる）橋（仮称） 大津町上鶴 （N 32゜52′51″ E 130°52′23″海抜 136m） 橋長：約６ｍ 橋幅：約１.6m 日吉神社のツツジ園下の上井手（堀川）に架かっている。左上の写真は大津町教育委員会から送って頂いた写真（2006/05/22撮影）です。陣内橋と同じく一列が輪石３個で構成されているリブアーチ式眼鏡橋で、こちらは６列。右上写真及び各マウスオン写真は2006/05/27撮影。なお上井手には、２００ｍ程下流の光尊寺橋をはじめ、松古閑、大願寺、井手上の各めがね橋も架かっており、ノスタルジックな雰囲気を醸し出す堀川沿いめがね橋散策もいいかと思います。 |
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| 右図のような３個の輪石が、陣内橋では１０列、上鶴橋では６列、西鶴橋では７列並んでいます。参照：桁橋からアーチ橋へ リブアーチとは、輪石を縦方向（橋の渡る方向、流れと垂直方向）に並べる工法、中国に多い。 |
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| 錦町の西様より「大津町の大津南小学校前の下井手に西鶴橋と同形・同規模の仮称陣内橋が！」とのメールをいただき、大津町へ。大津南小学校の正門横（旧正門）ですぐわかります。今まで気付かなかったのが不思議なくらいです。 陣内橋について、大津町教育委員会に問い合わせ致したところ「日吉神社の下のツツジ苑の下の上井手に架かる橋も、南小旧正門に架かるものと同じ様式の石橋。地域名から上鶴橋（仮称）とでも！」との情報と写真を送って頂き（2006/05/23）、ここに紹介する事ができました。ありがとうございました。 この調子で、まだ気付かないでいる「石造めがね橋」は、他にももっとあるかも知れません。「わが町にも、あの町にも！」と、ご存知の方が居られましたら、お知らせいただければ幸いです。 |
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| 森の石橋（仮称、住宅前の井手に架かる橋） 大津町森 （N 32゜52′08″ E 130°53′39″高 128m） 橋長：約６m 橋幅：約２m 北海道の名島様から情報をいただき、現地を訪れ（2007/08/17）ましたが、水量が多く橋下に降りれず、更には夕立と、正確には確認できなかったが、陣内橋や上鶴橋のようなリブアーチではなく、甲佐町の大峯の石橋と同じ擬似アーチ式石橋（持ち送り式石橋）であった（8/22確認）。右上の写真のように、両岸からの４本の迫り出し石の上に４本の桁石を通した構造（左上マウスオン画像参照）、橋面はコンクリートで拡幅されており、石橋と気付く人もいないのでは。更に付近を探索すると、別の石橋？（草に覆われ未確認だが、めがね橋の可能性も？ N 32゜51′58″ E 130°53′37″高 119m）と期待したが、後日（8/22）川に下りて確認したら、残念ながらヒューム管の上から石を積んだものでした。 |
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| 瀬田茶屋の石橋（仮称） 大津町瀬田（茶屋前の下井手に） 地元のKojima様に同様の石橋なら、と教えていただいた石橋。森の石橋と同じ擬似アーチでめがね橋ではない、こちらは両岸からの迫り出し石と桁石が各３列。こちらも橋面は拡幅され、道路からは分からない。擬似アーチや一列３個のリブアーチ橋、他にも見つかるかも！2007/08/22 |
栗木家の石橋（仮称） 大津町外牧（東福寺近く、N 32゜51′59″ E 130°55′29″高 135m） 橋長：2.5m 贄田さんから教えていただきました。白川左岸の県道145号線を東進し、東福寺手前を左折６０ｍほどの地点に、白川に流れ込む小川に架かっている個人住宅への私橋。橋はコンクリートで拡幅されており、橋の下に下りないと輪石は確認できない。写真は贄田様より。2008/01/03 |