大津の石橋2

大津の石橋1 大津の石橋3

熊本市から阿蘇へ向かう国道57号線沿い
大津町にも10基の眼鏡橋が残っています、その第2弾!


 
西鶴(にしつる)橋
大津町室
橋柱に昭和30年(1955)の文字、地元の人の話では個人屋敷の通路の石橋とのこと。一列が輪石3個の7列で構成されているリブアーチ(輪石を縦方向に並ぶ)式眼鏡橋。
井手上(いでうえ)橋
大津町室 (塔の迫橋とも)
文化14年(1817)架橋、橋長:5.1 橋幅:3.3 高さ:2.85 径間:4.7 拱矢:2.0
コンクリートで広く拡幅されており、石造眼鏡橋だと気付く人は少ないのでは。
大願寺(だいがんじ)橋
大津町室 
文化〜文政(1804〜1829)頃
橋長:5.4 橋幅:2.2 高さ:2.26 径間:5.5 拱矢:2,8 大願寺の門前橋だが、白く塗られているのは何か意味があるのだろうか。
松古閑(まつこが)橋
大津町大津
文化12年(1815)架橋
橋長:4.35 橋幅:3.3 高さ:3.1 径間:4.3
松古閑集落への橋、大正14年に改修されているようだが、輪石は架橋当時のまま。
光尊寺(こうそんじ)橋
大津町大津(N 32゜52′50″ E 130°52′10″海抜 131m) 文化12年(1815)架橋、橋長:6.20 橋幅:2.10 高さ:2.90
大願寺橋の上流、光尊寺の門前橋。対岸にあるお菓子屋の古風な構えも趣がある。
弘化(こうか)橋
大津町真木
弘化年間(1844〜1848)架橋
矢護川に架けられ、コンクリートで拡幅されているが、輪石はしっかりとしている。橋下は清らかな水、上流には弥護山自然公園。
写真撮影:2004/02/27(16:00〜17:00)
旭志の東様より「西鶴橋周囲の雑木が切り払われ、写真が撮りやすくなった」とのメールをいただき、大津町へ急ぐ。ここに紹介した西鶴、井手上、大願寺、松古閑、光尊寺の各橋は町中心部の上井手川にあり、弘化橋だけは阿蘇外輪山から流れ出す菊池川系の矢護川に架かる。

(最終更新:2004/02/29) <制作>熊本国府高等学校PC同好会


 
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