御船町の石橋2

恐竜の郷「御船町」の石橋を紹介します。御船の石橋1 御船3へ


茶屋元(ちゃやもと)の石橋
御船町上野字茶屋元
県道221号線沿い、七滝中学校、宮部鼎蔵兄弟の生家跡や鼎春園を過ぎ、「八勢橋右」の標識を通り過ごして数百m、右手草むらの中にひっそりとたたずむ小さな石橋(長2m,幅1.7m) で、今では気付く人も少ない。近くにある八勢目鑑橋に比べ、素朴で控えめな姿が印象的。
門前川(もんぜんがわ)橋
御船町木倉 架橋:文化5年(1808)
N 32゜43′10″E 130°48′20″22m
県道田代線の木倉小学校手前の門前川に架かる上反りの美しい石橋(長7m,幅2.6m)。熊本から宮崎への旧日向街道沿い。種山の石工が現れる50年ほど前に活躍した仁平グループの手によるもので、輪石をくさび石でつなぐ独特の工法。
中道(なかみち)橋
御船町辺田見 架橋:安政2(1855)
N 32゜42′50″E 130°48′21″15m
御船高校裏手(南側)の農道にある小さな石橋(長さ3.8m、幅2.4m)。すぐ近くの役場近くには恐竜博物館も。高校正門前を通り抜けて県道田代線を右折すると門前川橋も近い。田代線県道を更に10km程進むと八勢橋も。
下鶴(しもづる)橋
御船町滝尾字下鶴
国道445号線を御船から矢部に向かって10分ほどのところの八勢川に架かり、長さは71m、幅5.3m。県内の石橋では新しいほうで、橋本勘五郎、弥熊親子により、明治19年(1886)に完成。親柱に徳利や杯、満月や三日月などをくり抜き、月見て一杯の洒落心か。
川内田堀切(かわうっだほりきり)橋 御船町川内田字堀切
橋長:約6m 橋幅:約2m 橋高:約2m 径間:約4m
N 32゜43′26″E 130°50′35″海抜:159m 国道445号線の滝尾から上野方面への広域農道の川内田大橋の先を右折、200m程で更に右折し川内田大橋の下を潜り抜けた三叉路の右手(東へ)50mの休耕田の中に。川内田大橋の架橋工事の際発見されたと。下流に川内田橋という別の眼鏡橋もあったそうですが、御船川目鑑橋と同じ日に流失したそうで、写真が川内田公民館に展示(右上写真をマウスオン)されています。御船町の石橋語り部の方の情報を東様から教えていただきました。まだまだ県内には、新たに発見される眼鏡橋があるかと。(撮影:2005/03/25)
 

川内田堀切橋以外は平成12年5月5,18日撮影 最終更新:2007/11/20


<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

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