「御船町」と「益城町」の石橋を紹介します。御船の石橋1 御船2
吹野(ふきの)目鑑橋 「滝のまわり石橋」「吹野下橋」とも 上益城郡御船町吹野(矢部町との町境手前500m程の国道445号線右側) 橋長:約8m 橋幅:約2m(コンクリートで3mほどに拡幅) 位置(N 32゜43′54″ E 130°53′19″) この橋の存在を宮崎県の贄田様より教えていただきました。吹野への入り口、国道すぐ横(南)の小川に架かっており(矢部方面からは見える)今まで気付かなかったのが不思議。「国道の整備で数年後に取り壊されるかも知れない」と地元の方のお話。架橋年(1887?)等データは不明だが輪石もしっかりしている、どうにかならないものか。地元の方の呼称は「滝のまわり石橋や吹野下橋」でしたが、閲覧いただいた西様のアドバイス(山口祐造先生の資料)をもとに、「吹野目鑑橋」と変更しました。地区名を使うのが解りやすくもありますね。(2004/07/05) |
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梅木(うめき)橋 御船町下梅木 橋長:約18m 橋幅:約5m 架橋:昭和5年(1930) 位置(N 32゜42′14″ E 130°53′19″) 国道445号線から右手に分岐した水越向かう県道を行くと下梅木集落に入る手前左手に。新しいコンクリート橋に役目を譲ってはいるが、橋下の上梅木川に降りてみると、草や木に覆われているものの堂々たる輪石は健在。周囲の清流や緑もすばらしい。(下梅木橋とも紹介されていますが、親柱に「梅木橋」とあり、これが正しいかと石橋語り部の谷住様より。2005/03/23) |
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毛苅田(けかっだ)橋、長迫橋とも 御船町毛苅田 位置(N 32゜43′42″ E 130°51′15″) 橋長:約3.5m 橋幅:約2.4m 上野から南へ伸びる新しい広域農道の下を潜って毛苅田に向かう旧道の田んぼの中に架かる小さな眼鏡橋。周囲は田畑や竹林など、この小道はハイキングコースにもいいのでは。 |
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下津留(したづる)橋 御船町辺田見 位置(N 32゜42′32″ E 130°48′06″) 橋長:約4m 橋幅:約2.4 上益城消防署のすぐ裏手の小川に架かり、御船川目鑑橋があった場所のすぐ近く。コンクリートで拡幅されており、道路からは輪石は見えない。 |
柳水(やながみず)橋 上益城郡益城町柳水 位置(N 32゜47′12″ E 130°51′01″) 橋長:約6m 橋幅:約2.4 集落の中心部に架かっており、益城町唯一の眼鏡橋でもあるが、コンクリートで拡幅され、道路からは輪石も見え難く、眼鏡橋と気付く人も少ない。 |
吹野下橋撮影の後、矢部町に入り、瀬戸橋の付近で草を刈っておられた方が「写真を撮るなら、橋の草を刈ってあげる」と輪石が見えるようにしてくれました。先人の心を引き継ぐ人が居るから、石橋が残っているんですね。山中橋では突然の雨、御船町へ引き返し下梅木橋を撮って昼食。食後は雨も止み、下津留、門前川、毛苅田、八勢の各橋へ。そこから柳水橋へ近道をしたばかりに、飯田山に迷い込むことに。
滝尾から七滝方面への広域農道「川内田大橋」付近にめがね橋が発見されたとの情報を石橋語り部の方から聞いたとの情報を東様より頂き、さっそく現地に。(最終更新:2005/03/26)
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会
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