人吉の石橋2

球磨川を遡った小京都「人吉」に残る「石橋」第2弾!
時間が足らず、残った芝笠と田代町の石橋は次回に。人吉の石橋1 人吉3


 
矢黒(やぐろ)神社の石橋
人吉市矢黒町
N 32゜12′22″ E 130°44′34″高110m
橋長:約7m、幅:1.8m 架橋:昭和32年
八代方面から国道219号線を進み、球磨川を渡ってすぐ右手にある矢黒神社参道の矢黒川(球磨川支流)に架かる門前橋。右が球磨川。
古仏頂(こぶっちょう)の石橋
人吉市古仏頂
N 32゜03′51″ E 130°45′51″高192m
橋長:4.3、 昭和11年に個人で架橋
道267号線を大口方面に向かい、古仏頂入口のY字路を左方向に1.5kmほど進んだ右手田んぼの中にあり、欄干もない質素な作り。
谷の平(たにのひら)橋
人吉市東大塚町
N 32゜08′29″ E 130°43′24″高300m
橋長:8.4、幅:4.8 架橋:昭和10年
国道267号線を大口方面に向かい、左手に大塚発電所があり、現在はコンクリートの新橋に役目を譲り、国道右手の夏草の中に埋もれている。
大塚高(おおつかたか)橋
人吉市西大塚町
N 32゜07′50″ E 130°42′37″高378m
橋長:10.2、幅:3.2 架橋:昭和10年
谷の平橋より更に大口方面に進み、人吉第四中学校すぎ、第一大塚橋の左手の胸川に架かる。樹木や草に覆われ輪石は解り難いのが残念。
壁面はコンクリートで覆われているが,コンクリ−トの中は石で,間違いなくアーチ石橋である
禊(みそぎ)橋
人吉市上青井町
N 32゜12′45″ E 130°45′12″
橋長:26.7m、幅:3.8m 架橋:大正10年(1921) 人吉駅近くの青井阿蘇神社前のハス池に架かる3連アーチ橋。中央部の反りと朱色に塗られた欄干が特徴で、強烈な印象を与えている。
瓦屋(かわらや)町御溝眼鏡橋
人吉市瓦屋町
N 32゜13′19″ E 130°45′25″高116m
山江村への県道17号線、瓦屋バス停先のガソリンスタンド手前を左折、50m先の御溝川の上流50mほどに架かる。コンクリートで拡幅されてはいるが、輪石は健在。住宅専用眼鏡橋か?
井口(いぐち)八幡宮石橋 人吉市井ノ口町(八幡宮の池に)
N 32゜14′38″ E 130°44′44″高度130m 橋長:3.2m、幅:0.4m
井口八幡宮は県道17号線の山江村との市境左手にある。厚さ14〜20cm、幅40cmで、長さが1.2mと2mの2本の輪石を組み合わせただけの単純な構造だが、間違いなくアーチ式の石橋である。架橋時期等不明。
 
写真撮影:2004/10/24
最終更新:2005/02/19
 
左の地図は、各石橋の場所を
大まかに示す略図であり、
縮尺等は正確ではありません。
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

 
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