柏原様より「小川町の石造石橋は一般に6基(娑婆神・三反田・筒田・新吹野・吹野・塔ノ瀬)というが、小川郷土資料館の展示掲示板に他にも2基あり、見に行くと現存してた!」との情報を得、宇城市小川町に「岩崎家の石橋」と「琵琶の古閑の石橋」を訪ねました。あいにくの雨で、琵琶の古閑橋では足場が悪く、橋下に降りれず、再訪を誓う。しかし、雨にぬれた石も美しいですね。宇城市の石橋は、本ページ以外に豊野町、松橋町、不知火町、三角町、小川町などが。
岩崎家の石橋 宇城市小川町川尻 位置:N 32゜35′50″ E 130°41′28″高度 18m 橋長:約10m 橋幅:約1.3m 架橋は大正時代では(?)とのこと。ほぼ半円のアーチ(輪石13列、径間約2m、拱矢約1m)と自然石による乱れ積みの壁石はしっかりとしており、実に美しい眼鏡橋。元々この橋下を砂川が流れていたが、河川改修で川筋が変更され、今では岩崎家の庭、眼鏡橋がそのまま残ったとのこと。元々からこの庭園の橋だったかのようなすばらしい眺め、ショウブの花の頃は更に良いかと。地図:Mapion |
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琵琶の古閑(びわのこが)橋 宇城市小川町琵琶の古閑 位置:N 32゜33′47″ E 130°44′24″高度 85m 橋長:約5.5m 橋幅:約2m 八代市東陽町に向かう県道52号線の峠から400mの谷川を渡ったT字路を右折300m(目印として「南海東支71」の電柱、左上のマウスオン写真が県道から)右側の氷川支流に架かり、下流にあるコンクリート橋は目に付くが、めがね橋は草に覆われ分かり難い。案内がなかったら見つけるのに時間を費やしたことでしょう。後300m程で八代市東陽町。地図:Mapion |
柏原様からメールを頂き、宇城市の小川郷土資料館を訪ねました。琵琶の古閑の石橋は分かり難いからと、詳しい方に連絡して頂き、その方の案内でばっちり。岩崎家の石橋では、突然の訪問にも関わらず歓待して頂きました。皆さん、郷土の自然や文化財を大切に思い、未来への伝承を真剣に考えておられる方々ばかりでした。先人が残した貴重な文化財を、私欲の為でなく未来の人のために・・・という心。私たちも見習いたいものです。(2008/01/20) |
最終更新:2008/01/30
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会
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