「湯前町」「あさぎり町」「錦町」の石橋

球磨川上流の球磨郡「湯前町」と「あさぎり町」「錦町」に、5基の石橋


 
古町(ふるまち)橋 球磨郡湯前町古町 
 橋長:13m 橋幅:4.4m 径間:11m 架橋:昭和2年(1927)
 位置(N 32゜17′11″ E 130°58′48″海抜181m) 国道219号線から県道33号線をつなぐ県道267号線上の球磨川支流「都川」に架かっているが、道路上からは輪石は全く見えず、眼鏡橋とは分らない。近所の方の案内で川底に下って初めて輪石を確認できた。写真は左が下流側からで、右が上流側より。
 
下町(しもまち)橋 球磨郡湯前町下城
 橋長:17m 橋幅:3.4m 径間:11m 架橋:明治39年(1906)
 位置(N 32゜17′7″ E 130°58′57″海抜183m) 国道219号線よりGS東を北進300m、古町橋手前100mを右手(上流)に進んだ球磨川支流「都川」に架かる。写真はともに上流側。「石工不明、八代郡種山の人々が来たのでは?周囲の自然環境と調和がとれて美しい景観をかたちづくっている」と案内板。
 
大正(たいしょう)橋 球磨郡あさぎり町(旧深田村)鷺巣
 橋長:21m 橋幅:4.2m 径間:6m 架橋:大正2年(1913)
 位置(N 32゜15′50″ E 130°51′48″海抜165m) 人吉より水上村への県道33号線から、深田小学校手前を県道48号線へ左折し2.5km程北進した右手旧道に架かる。案内板に「大正2年(1913)四浦往還(県道相良免田線)改修の時に建造されたもので、石工は相良村の石本豊吉。輪石23個」
 
マウスオン写真は2008/02/03 
岳の堂橋
 あさぎり町(旧深田村)荒茂の勝福寺跡への山道に、平成14年(2002))3月、橋長4m、橋幅1.5mのアーチ石橋が誕生。最も若い肥後の石橋、消えいく眼鏡橋が多い中、新しく造られるのは貴重な存在。錦町の西様より写真(撮影:2004/09/18)と資料を送って頂きました。 
神城(しんじょう)橋
 球磨郡錦町西 「橋長:5m位 幅:1m位、錦町のサンロードジャスコ店の裏に神城文化の森という施設が有り、神城神社の手前左茅葺の建物入口にあります。錦町にやっと眼鏡橋が見つかりました。」と西様より情報と写真が。位置:N32°11'30" E130°47'51" 高度186m(2008/01/28)
石橋地図 岳の堂、神城以外は
平成16年8月21日撮影
最終更新:2008/02/03
 
左の地図は、各石橋の場所を
大まかに示す略図であり、
縮尺等は正確ではありません。
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

 
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