八代の石橋2


 今回は、西様から教えていただいた郡築の樋門2基と、柏原様から教えていただいた豊原下町のめがね橋1基を紹介致します。私たちが知らずにいるめがね橋、まだまだありそうですね。八代の石橋1

 
郡築二番町樋門(ぐんちくにばんちょうひもん) 八代市郡築二番町
 N 32゜31′29″ E 130°33′17″海抜7m 橋長:14.2m 橋幅:8.2  架橋:昭和13年(1938) 郡築内水に架かる立派な石造3連アーチ橋で、国登録有形文化財。すぐ横の自動車道路にはコンクリートの銀橋。国や県の事業でなく、当時の八代郡が事業主として干拓工事を実施しこの土地を造成したのが、地名「郡築」の由来とのこと。(撮影:2006/05/18)
 
旧 郡築新地甲号(きゅう ぐんちくしんちこうごう)樋門 八代市郡築三番町
 N 32゜31′44″ E 130°33′24″海抜7m 橋長:31.8m 橋幅:8.3 明治33年(1900)の干拓工事で建設された3箇所(甲、乙、丙)の樋門で現存するのはこの甲のみ。二番町樋門から500m程の所にある10連煉瓦(レンガ)造アーチで、アーチ以外は石造。現存する明治期の干拓樋門としては国内で最大規模のもの、国指定重要文化財。別名:郡築三番町樋門。(撮影:2006/05/18)
 
茶碗焼(ちゃわんやき)石橋 八代市豊原下町
 N 32゜29′17″ E 130°37′07″海抜8m 橋長:約3.5m 橋幅:約2m 元々の架橋は不明(大正?)だが、橋たもとの碑に「平山新町茶碗焼川から現地に移設、竣工平成6年1月」。市教育委員会の資料によると「高速道路工事による市道拡幅工事の為解体撤去され、ここに一部復元された」とのこと。人吉方面への球磨川の新萩原橋を渡って右折、次の角を左折し高田小学校先のJAGS前を左折100m先左手の井手に架かる。(撮影:2007/01/14)
 
<制作>熊本国府高等学校パソコン同好会

 
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