くまもと文学散歩

誰にでも故郷があるように
文学にもふるさとが


 
 私たちのふるさと熊本にも、街角や公園など、さまざまな場所に文学者たちの足跡が残っています。そうした熊本ゆかりの文学や文学者を中心に紹介して参ります。皆さん、気のむくままに、ぶらりと熊本を歩いてみませんか。思いがけない文豪たちの足跡とめぐり合うかも知れません。更には、そこで感じたものを言葉に残し、絵に描いてみませんか。そしてまた、新しい文学や芸術が誕生して、本ページで取り上げることができたら楽しいですね。
 
夏目漱石(なつめ そうせき) 漱石が残した俳句の大半が熊本時代のものだそうです
熊本時代の漱石 漱石を研究されている国語の村田先生にお願いしました
草枕の旅(漱石) 金峰山から小天温泉への小説「草枕」で歩いた道を!
二百十日(漱石) 内牧温泉での女中さんと碌さん圭さんとの会話が面白い
大江村の犬について(漱石) 漱石が大江の家で飼っていた(?)「犬」に関する情報!
小泉八雲(こいずみ やくも) 西南の役で焦土と化した殺風景な町に失望しながらも
小泉八雲の「極東の将来
 極東の将来の朗読(音声)
THE FUTURE OF THE FAR EAST”と、その日本語訳
 更には韓国語訳(Korean)や中国語訳(Chinese)も
森 鴎外(もり おうがい) 「阿部一族」を生むきっかけはどこに 情報1 情報2
徳富蘇峰と蘆花(そほう、ろか) 旧居の庭にあるカタルパの木は、新島襄のアメリカ土産
10 種田山頭火(たねだ さんとうか)
 山頭火の俳句紹介
自由と酒を愛した放浪の俳人は熊本に移り住み出家
 8万句以上あるとのことだが、その一部を紹介します
11 林 芙美子(はやし ふみこ) 少女時代を熊本で過ごし、天草を舞台とした作品も
12 宗 不旱(そう ふかん) 低俗な歌壇に背をむけ、孤高な作風を貫いた放浪歌人
13 中村汀女(なかむら ていじょ) ふるさと江津湖と熊本の風景をこよなく愛した女流俳人
14 五足の靴(ごそくのくつ) 明治40年、鉄幹・白秋など5人づれの天草の旅
15 紀行文「五足の靴」抜粋
 五足の靴「文学散歩遊歩道
明治の文学青年たちの九州旅行記から熊本の部分を!
 五足の靴が驚き、腹の皮を擦りむいた天草西海岸の道
16 猿丸太夫(さるまるだゆう) 百人一首「奥山の紅葉踏み分け・・・」の作者の墓が?
17 檜垣の媼(ひがきのおうな) 平安の女流歌人「檜垣」が移り住んだ蓮台寺 地図写真
18 文学碑を訪ねて 熊本市内にも多くの歌碑や句碑が、その中から幾つかを
19 天草の文学碑を訪ねて 頼山陽、林芙美子、鉄幹・晶子など 天草の文学碑2
20 阿蘇の文学碑紹介 蘇峰、不旱、漱石、虚子、勇、鉄幹、晶子、芭蕉など
21 峠の茶屋と岩戸観音 檜垣の媼・武蔵・草枕と平安・江戸・明治の時代を超えて
22 井沢蟠龍(いざわ ばんりゅう) 享保年間、武道家で学者でベストセラー作家が熊本に!
23 頼 山陽(らい さんよう) 漢詩「過肥薩界」の意図するものは?--->平和を考える
24 海達公子(かいたつ きみこ) 白秋に見出され、16歳でこの世を去った天才少女詩人
25 熊本近代文学館 郷土熊本に関係ある近代文学に関する資料がいっぱい!
26 熊本文学散歩年表 この「熊本文学散歩」に掲載された内容を一つの年表に
27 短歌批正(作文の参考に) 「歌作りの勉強をして、何になる・・・」帆足先生の教え
28 漢詩について(ルール等) 「漢詩」に親しみませんか!君にも作れるかも(馬場先生)
29 最近の文学者(小説等) 熊本に生まれ、育ち、現在活躍中の小説家等を紹介!
30 最近の文学者(詩歌等) 熊本に生まれ、育ち、現在活躍中の俳人歌人詩人を!
31 若山牧水(歌碑を訪ねて) 一通のメールをいただき、大津町と南阿蘇村の歌碑を
32 乾信一郎(いぬい しんいちろう) アガサ・クリスティー等の翻訳、動物文学の先駆者でも
33 淵上毛錢(ふちがみ もうせん) 闘病生活の中、日本詩壇に偉大な足跡を残した在熊詩人
34 漢字について(戴いた資料から) 「熊本文学散歩」の「文学」は日本で作られた和製漢語
35 江津湖の文学碑 熊本市民のオアシス江津湖にも、多くの歌碑や句碑が
36 文学の中の肥後の石橋 肥後の石橋」の1ページとして作成していたものですが
37 熊本県南詩跡の旅 万葉集に登場する和歌や頼山陽徳富蘇峰等の漢詩
 
 発信当初は熊本県観光振興課や熊本市観光課が編集・発行していたパンフレットや書籍等を参考に作成した数ページ。その後、独自の資料収集や調査に加え、地域や閲覧者の方々からの貴重な情報や資料提供が相次ぎ、次第に充実することができました。
 中でも、小泉八雲(Lafcadio Hearn)の「極東の将来(THE FUTURE OF THE FAR EAST)」は、研究者のご好意で、原文の英語をはじめ、日本語韓国語中国語と多彩です。100年以上経た現在にも通じる内容で、八雲研究資料としてばかりか、英語や近隣諸国語、国際理解学習の教材としても活用できるものと期待しています。
 私たちは文学に全く素人のパソコン同好会です。間違い等、判明次第訂正してはいますが、お気づきの点等、ご指導いただければ幸いです。
 
発信:1996/07/10 最終更新:2010/02/08 製作:熊本国府高等学校PC同好会
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