ヒガンバナ開花情報(2005) 今年の開花情報

秋の訪れを告げるヒガンバナ(彼岸花)

熊本国府高等学校PC同好会


 
平成17年
8月13日(土)
昨年8月22日、下益城郡豊野町(現、宇城市豊野町)で見つけたヒガンバナ(?)を確認に出かけたところ、ナツズイセンでした。2倍体のヒガンバナかと期待していたのですが、残念。ところで、本校に植えた2倍体の球根、まだ芽が出ません。
8月18日(木)
昨年8月28日、上益城郡御船町七滝の吉無田高原へ向かう道路沿い、田んぼの土手に見つけた赤いヒガンバナが咲いていないかと、廻ってみたが、未だその気配なし。付近の方に聞くと「ナツヒガン(?)はもう咲くはずだが、今年は咲いていない。土手に除草剤をまくので枯れたのかな?」とのこと。もう少し経てば咲くのだろうか。また「ナツヒガンは元々この辺りにはなく、平坦部から土と一緒に移ってきた」とも。ナツヒガン?とは? その後、西原村、益城町と廻ってみたが、ヒガンバナには出会えず。
8月24日(水)
本校の中庭で、ヒガンバナが1本だけ芽を出しているのを発見。まだ、10cmほどで、赤い色がかすかに。まだ確信はできないが、昨年秋に植えた球根(2倍体のヒガンバナ)の1つが芽を出したのかと。月末には開花か、楽しみ!(左下写真は25日朝撮影)
8月25日午前8時 8月30日午前9時
8月30日(火)
中庭のコヒガンバナが開花(右上写真)。24日から毎日10cmほど伸びてきて、花を含めて50cmほどに。茎の先端にある6個の花のうち3個だけ開花しただけだが、明日までには全て開花することでしょう。しかし、まだこの1本だけ。
8月31日(水)
コヒガンバナ、完全に開花(左下写真マウスオン)。
9月1日午前8時
 昨夕の嵐で花が傾いてしまいましたが、まだ大丈夫のようで安心。ちゃんと結実してくれることを祈る。(マウスオンが31日の写真)
9月3日午後2時
 校門横のコヒガンバナ。花の数は5個。中庭のと比べ、一つ一つの花の大きさも1cmほど小さく、めしべを含めて6cmほど。
9月2日(金)
校門横のコヒガンバナがもう1本開花しそう。熊本市東町界隈のヒガンバナ、あちこちで芽が伸び出しました。来週中には次々と開花しそうです。昨日、山鹿市菊鹿町でヒガンバナが開花しているとの情報も。校門横のコヒガンバナ、夕方少し開花!中庭のより小ぶり(茎長40cm)。
9月4日(日)
東町中学校で、1本だけだがシロバナヒガンバナが開花(左下写真)、下益城郡城南町でもヒガンバナ開花。数日中には県内各地でヒガンバナと出会えることでしょう。
9月4日午前6時
熊本市東町中学校にて
9月4日午前11時
下益城郡城南町にて
9月5日(月)
9月17日美里町
東町界隈の第二高校や集合住宅付近で、ヒガンバナが開花し始めている。台風14号が近付いており、静かに通り過ぎてくれることを願っています。昨年はヒガンバナにも、茎が折れるなどの被害が。
 
9月10日(土)
各地のヒガンバナが咲き始めています。しかし残念なことに、開花直前の花を摘んで行く人が・・・。先日も、今日こそ開花と楽しみにしていたら、摘まれてしまいました。自分の庭に植えているものや、何本も咲いているのを間引く程度だったら問題ないのですが・・・。
ところで、校庭のコヒガンバナのほうは台風の影響もなく、無事に花が終わり、結実を楽しみに待っているところです。
9月11日(日)
菊池市旭志町から北外輪山を越えて南阿蘇へと廻ると、ヒガンバナはまだ咲き始めという状況。益城町の木山川堤防2km程のヒガンバナも未だちらほら、1週間ほどで見ごろとなるか。東町小のシロバナヒガンバナも健軍東小や健軍小のヒガンバナも開花。
 
9月16日(金)
今朝、東町の集合住宅の庭に、今年初めての黄色いヒガンバナ(ショウキズイセン)が1本だけが開花しているのを発見、白や赤のヒガンバナは次々と満開。健軍自衛隊通りの桜並木のツツジの間からは茎長が1m近いのも(左下マウスオン)。本校の校庭でも、コヒガンバナがもう1本開花し、赤と白のヒガンバナが満開に近い。今週末から来週にかけて、県内各地のヒガンバナが見頃となることでしょう。
9月11日午前11時
菊池市旭志町にて
9月11日午後2時
上益城郡益城町にて
9月17日(土)
甲佐町、美里町、御船町、益城町、稲穂や道路の脇に赤いヒガンバナ、まさに燃えるような色。次第に黄金色へと変わりつつある田んぼの中に強烈な赤い点や線が次々。9月いっぱい、ヒガンバナの季節は続く。
9月17日午後3時
下益城郡美里町、大窪橋にて
9月17日午後4時
上益城郡益城町、木山川沿い
9月20日(火)
本校の校庭にも赤や白のヒガンバナが次々だが、黄色(ショウキズイセン)は未だのようです。下は16日と本日の中庭の写真。
9月16日午後3時
本校中庭
9月20日午前9時
本校中庭
9月23日(金)
御船町七滝の棚田、至る所に赤いヒガンバナが続く、地区で奨励して畦道に植えているとのこと、田んぼに赤い花は似合います。今日秋分の日、残暑厳しい今年も、秋分の日(秋の彼岸の中日)を中心にヒガンバナが満開。彼岸花とは実に的を射た命名と驚くばかり。甲佐町ではショウキズイセンが次々と満開に。ヒガンバナの写真紹介ページを新設しました。
9月26日(月)
本校の中庭にも黄色いヒガンバナ(ショウキズイセン、右写真)が開花しました。東町の集合住宅の庭にも黄色いヒガンバナがあちこちに見えます。赤や白も終わっているのもありますが、これからというのもまだまだ続きそうです。
10月10日(月)
校庭でも黄色いヒガンバナが新たに開花。東町界隈でも黄色いのも終わったのもあるかと思えば、まだこれから芽を出し始めているのもあります。早く花が終わったヒガンバナは、葉っぱが伸びてきています。東町の第二高校南側の赤いヒガンバナ、今でも次々と芽が出ています。よく見ると、他の場所にも赤も白も、もっと咲き続けそうです。今年は残暑が厳しいせいかヒガンバナの季節がもうしばらくは続きそうです。
10月16日(日)
東町の第二高校南側フェンスのヒガンバナ、今がまさに最盛期のように咲き誇っています。他の場所でもシロバナヒガンバナ、本校の校庭ではショウキズイセンが次々と満開。昨年も含めて例年ならほとんど花が終わった時期ですが、今年はヒガンバナの季節が長く続いています。ヒガンバナの開花条件は日平均気温20〜25度とのこと。下に2000年以降の8月から10月の平均気温(気象庁電子閲覧室を利用)を示しますが、今年は10月初旬になってやっと平均気温25度以下に。 ヒガンバナの開花と平均気温、非常に関係ありそうです。今年は高温が続いた。しかし、今朝は少し冷気が、これから平年並みの気温になるのでしょうか。下に示した平均気温の推移、これだけのデータでは断定できませんが、だんだん暖かくなっているようにも・・・。
  2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年
8月初旬 28.3 30.0 29.0 28.2 28.5 29.2
8月中旬 27.9 29.4 28.4 27.1 29.2 29.1
8月下旬 28.7 26.8 27.1 28.7 28.7 26.8
9月初旬 26.8 25.8 27.8 29.8 25.6 27.7
9月中旬 24.9 25.6 25.5 26.4 26.7 27.2
9月下旬 22.3 23.3 22.8 23.0 23.8 25.4
10月初旬 21.6 21.2 20.4 21.1 21.6 24.7
10月中旬 19.7 19.9 20.3 18.8 19.2 21.9
10月下旬 19.7 18.9 14.2 15.5 17.4 16.2
10月24日(月)
最近の気温、朝夕は先日までの30度を越す残暑がうそのよう。大げさですが「夏から急に冬!」との声も。東町の第二高校南側フェンスのヒガンバナ、先週でほとんど終わってしまったが、新しく数本の芽も伸びてきています。しかし気温のせいでしょうか、背丈が10cm程で開花しているのが4〜5本。これが今年最後の開花でしょうか。
11月4日(金)
熊本市東町の第二高校南側フェンスのヒガンバナ、すべて終わったようです。最後の1輪を見かけたのは今月1日の朝、白い縞模様がある枯れる寸前でしたが、11月にヒガンバナが咲いていたのは珍しい。これで今年のヒガンバナが終わったものと思います。花の跡には次々と葉が育っています。上に熊本市の平均気温の推移を表にしてみましたが「ヒガンバナの開花が日平均気温20〜25度」との情報、まさに合点と言ったところです。

 
過去の開花情報: 平成10・11年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年
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