県内を歩くと、あの町にもこの町にも、歴史を感じさせてくれる古い建物に出会うことができます。なお、歴史的偉人の生家や旧居などは本校の別ページ「くまもと歴史散歩道や熊本文学散歩」でも紹介しています。
豊前街道を往来する大名の休憩所ともなったお茶屋で、質屋・酒屋で財を築いた商家。白壁と黒光りする柱や梁、生活道具や様々な資料などが残されており、伝統的日本建築や昔の商家を知ることができる。 |
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緒方家(八代市泉町椎原) 撮影:2007/12/27 壇ノ浦の合戦で源氏に敗れた平清経の子孫3人が緒方姓を名乗り、五家荘の3地区に住みつき、その一人緒方紀四郎盛行がここに隠れ住んだとのこと。この家は300年ほど前に建造されたもので、合掌造りの中でも特に珍しい兜造り、2階に隠し部屋もあり、落人伝説の世界をかいま見ることができる。 |
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かやぶき民家(球磨郡五木村、子守唄公園) 川辺川ダム建設で、ダム底に沈む五木村の中心地の移転に伴い高台に移築されてきた。ダム建設は?、生活に必要な道路や橋などの建設も宙に浮いた状態という。 |
八千代座(山鹿市) 江戸時代の面影を今に伝える日本でも数少ない芝居小屋。桝席や桟敷、人力で回す廻り舞台など、古い芝居小屋の様式を残す。明治43年建設。撮影:2007/12/30 |
クラフトパーク石野公園の焼酎蔵(人吉市) 撮影:2007/11/25 他に、統工芸展示館、陶芸館、鍛冶館、民工芸館、木工館などもあり、様々な手工芸品作りの体験ができ、入場料は無料。 |
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阿蘇市波野にて 撮影:2008/06/01 さほど古い建物ではないようだが、白壁土蔵造りの母屋と納屋など、日本の伝統的な建築の美しさを今に残す貴重な民家。 |
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青井阿蘇神社(人吉市) 撮影:2008/08/13 「青井さん」とも、創建は大同元年(806)。現在の社殿群(本殿、廊、幣殿、拝殿、楼門)は慶長15〜18年(1610〜1613)に再建されたもので、急勾配のかやぶき屋根が特徴。平成20年6月国宝指定。 |
制作:熊本国府高等学校PC同好会