学校長挨拶 建学の精神 沿  革 由  来 学校評価

学校長挨拶

平成28年度

−アスリートに学ぶ−

          学校法人泉心学園
          熊本国府高等学校
           校長 田 憲清


田憲清校長 9月初旬、台風12号の進路は天草・有明海へ北上の予想であった。通学時間と重なることが心配されたので臨時休校にした。しかし台風は西よりに向きをとり、長崎市に上陸して九州北部を抜けて熱帯低気圧となった。熊本は台風の襲来から逸れて、熊本地震・大雨水害による被害に追い打ちをかけるような災害が起きなかったので本当に幸いした。  今年の夏は、南米リオを舞台とするオリンピックで、日本人選手の大活躍してテレビに釘付けになった。これまで最高の41個のメダルを獲得した。日本人の身体能力の向上は勿論であるが、肉体をカバーする洗練された技やしぶとさ、チームワーク、つまり知力(頭脳)の勝利であったと聞く。400mリレー銀のバトンパス、女子レスリングの金銀、終了間際の1秒前まで戦う精神の強靱さ、男子体操団体の逆転の金などたくさんのドラマがあった。選手たちは「監督の言葉を信じ、家族の愛情に支えられて全身全霊で勝負に挑むことができた」と語っている。4連覇を阻まれた吉田沙保里選手、敗れて悔し涙の中で「日本選手団の主将として金メダルが取れなくて申し訳けありません」と、日本人としての誇りと責任感は、私たちに「サムライスピリット(魂)」を想い起こさせた。4年後、2020年は東京オリンピック、諸君の世代が活躍する時代である。 今年は地震の影響で長期休校の措置をしたため、夏休みを短くして授業日数の回復を図った。どのような事情があろうと高校生はやるべきことはしなければならない。連日の炎暑で多くの人が体力を消耗したと思われるが、始業式には元気な国府生の顔を見ることができた。部活動生は体育館やグラウンド、音楽室で練習、遠征、対外試合などを通じて競技力とチームワークを高めた。インターハイにはサッカー部と女子バスケットボール部が出場したが、接戦の末敗れて口惜しい涙を流した。ゴルフ部は全国大会で2度目の団体優勝の栄冠を得た。ゴルフ競技は午前・午後にわたり、炎熱のもとで長時間の戦いである。ホールの1点に集中する精神力とタフな体力がなければ決してトップには立てない。4名の選手は国府高校に栄誉をもたらした。。夏休みはそれぞれが進路目標の実現のため課外、黙学、小論文、面接などに取り組んだ。公務員コースは3日休み、ボランティアを2日、あとはすべて勉強に集中した。自己実現を目指す真剣な顔の国府生にたくさん出会った。  グローバル化の進展で外国人の来日が予想される。また諸君の将来は、きっと海外で商い(仕事)する人も多くいるだろう。変容していく社会に国府生が適応できるように、昨年から留学生を受け入れている。初めてフインランドからラウラさんを受け入れた。彼女は数ヶ月で流暢な日本語を話せるようになり、国府高校が大好き、日本が大好きになって帰国した。将来政治家か外交官になる抱負を語ってくれた。ラウラさんが去り淋しくしていたが、9月、フランスから留学生ヘレンさんを迎えた。彼女は日本の漫画・アニメに興味があり、日本の神社・寺などの日本文化を知りたいと好奇心旺盛である。ラウラさんと同様に本校生が忠恕(思いやり)で接し、お互いに学び合い絆が深まることを期待している。熊本地震で多くの人が被災者となり、不自由さを凌ぎながら復旧復興に取り組んおられる。本校も被害を受けたが校舎等の施設は安全であり、平常な教育活動ができていることに感謝をしたい。

平成28年11月1日 


建学の精神

熊本国府高等学校建学の精神校訓

 
 ◆<建学の精神>◆
 

 

「人間全体を正しく成長させる全人教育を基盤として、身体的、情操的、知性的、社会的、四面の調和的発達を遂げしめ、真に役立つ人材を育成する」

 

 
◆<校訓>◆
校訓「礼節 創造 自立」の書

建学の精神を実現するために、学校生活の規範として「礼節 創造 自立」の校訓が定められています。

沿革

熊本国府高等学校の沿革

第1回入学式(昭和16年5月18日)

第1回入学式風景

昭和16年5月18日


  • 1941年(昭和16年):熊本商工会議所立「熊本女子商業学校」創立(熊本市出水町今578-1)
  • 1948年(昭和23年):「熊本女子商業高等学校」となる
  • 1981年(昭和56年):現在地(熊本市国府2丁目15−1)に移転
  • 1993年(平成 5年):女優の和泉雅子さんと生徒10名が北極遠征
  • 1994年(平成 6年):普通科を設置,学校法人泉心学園「熊本国府高等学校」と改称
  • 1995年(平成 7年):男女共学となり、男子1期生入学
  • 1998年(平成10年):男女共学1期生卒業
  • 2001年(平成13年):創立60周年
  • 2009年(平成21年):商業科と情報処理科を統合しビジネス科誕生

由来


 「熊本国府高等学校」の校名は、奈良・平安時代に、現在の校舎付近に肥後の国の「国府」があったことに由来しております。創立当初の話として第二次世界大戦中のまぼろしの卒業式があります。現在では、普通科とビジネス科に、1000名余りの生徒が学んでおり、礼法教育とコンピュータ教育に力を入れるとともに部活動も盛んな学校となっています。
 

昭和37年当時の航空写真  写真は昭和56年4月までの校舎。2つの円形の建物が特徴となっていました。昭和37年2つ目の円形校舎(右)が完成した直後の航空写真で、当時の卒業アルバムからです。新円形校舎の前には、自動車部の練習コースが見えています。当時は16歳で軽自動車の免許が取得できたので、部活動としての自動車部があったそうです。校門前がちょうど健軍方面行きの「水前寺公園前」電停でした。
 創立当初は電車はもっと右(北)側を通っていて、水前寺公園の入り口が終点で、本校の運動場が公園の入り口まで続いていたそうです。
 現在の校舎は写真の左上の方角で、直線距離にして300m程の所です。
 下の写真は平成13年の創立60周年を記念して編集された本校の「60周年史」です。
本校のシンボル樹「くすのき」,旧校地から移植 60年史
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国府まなびや