学校情報

学校長挨拶

今年の桜は、とても寂しい開花となりました。コロナウイルスの蔓延により、集団での花見等の自粛が行われたためでした。本校での様々な行事への影響も大きく、4月7日に第1学期の始業式を行いましたが、体育館での実施を見送り新2年生、3年生は各教室の自席に着いて、校内放送により、校長の挨拶をしました。また、翌日4月8日は令和2年度入学式を挙行しました。真新しい制服に身をつつんだ473名の新入生が体育館に入場してくると、大きな拍手がおこりました。ただ、この入学式も保護者と来賓の参加を見送り、在校生もいない少し寂しい入学式となりました。式の時間も短縮し、約25分間の式でした。その後は4月9日から5月6日まで学校は休校措置中です。

 さて、ここで熊本国府高校の歴史について触れてみたいと思います。本校創立は昭和16年5月18日にさかのぼります。本校の前身である熊本女子商業学校から始まり、女子だけの実業高校から平成6年4月校名を熊本国府高等学校に改名し、普通科を設置。翌平成7年4月から男女共学施行。今年度創立79年目を迎える高校です。その間本校卒業生は、39,572人を数え、各界で活躍しています。本校の建学の精神の中に「真に役立つ人材の育成」を謳っており、社会の中で有為な人材を数多く輩出することを学校の大きな目的としています。今年も473人の新入生を迎え、全校生徒1369人でスタートしました。今年1年楽しみです。

 私たち教職員は、生徒一人ひとりの個性や資質、能力を最大限伸ばす教育活動の充実に取り組んでまいります。生徒たちの真剣な取り組みを応援し、一緒になって自己実現できる様に頑張って行きます。

 とりあえず今は早くコロナ感染がおさまって、早く学校が再開できることを希望しています。


令和2年4月

学校法人泉心学園
         熊本国府高等学校
         校長 福田千鶴男

建学の精神

「人間全体を正しく成長させる全人教育を基盤として、身体的、情操的、知性的、社会的、四面の調和的発達を遂げしめ、真に役立つ人材を育成する」

校訓

建学の精神を実現するために、学校生活の規範として「礼節 創造 自立」の校訓が定められています。


沿革

写真は順に「第1回入学式(昭和16年5月18日)の様子」と「昭和56年4月までの校舎」です。校舎は2つの円形の建物が特徴となっていました。昭和37年2つ目の円形校舎(右)が完成した直後の航空写真です。新円形校舎の前には、自動車部の練習コースが見えています。当時は16歳で軽自動車の免許が取得できたので、部活動としての自動車部があったそうです。校門前がちょうど健軍方面行きの「水前寺公園前」電停でした。創立当初は電車はもっと右(北)側を通っていて、水前寺公園の入り口が終点で、本校の運動場が公園の入り口まで続いていたそうです。 現在の校舎は写真の左上の方角で、直線距離にして300m程の所です。

目標イメージ目標イメージ
1941年
(昭和16)
熊本商工会議所立「熊本女子商業学校」創立(熊本市出水町今578-1)
1948年
(昭和23)
「熊本女子商業高等学校」となる
1981年
(昭和56)
現在地(熊本市国府2丁目15-1)に移転
1993年
(平成05)
女優の和泉雅子さんと生徒10名が北極遠征
1994年
(平成06)
普通科を設置,学校法人泉心学園「熊本国府高等学校」と改称
1995年
(平成07)
男女共学となり、男子1期生入学
1998年
(平成10)
男女共学1期生卒業
2001年
(平成13)
創立60周年
2009年
(平成21)
普通科を普通・特進・アスリートの3コースに改編
商業科・情報処理科をビジネス科に統合し、アクティブ・コンピュータの2コースに改編
2011年
(平成23)
創立70周年
2012年
(平成24)
公務員コース1期生卒業
まなびや開設

 

由来

「熊本国府高等学校」の校名は、奈良・平安時代に、現在の校舎付近に肥後の国の「国府」があったことに由来しております。創立当初の話として第二次世界大戦中のまぼろしの卒業式があります。現在では、普通科とビジネス科に、1000名余りの生徒が学んでおり、礼法教育とコンピュータ教育に力を入れるとともに部活動も盛んな学校となっています。

 

新型コロナウイルス発生について

学校長より

今回、新型コロナウィルス感染者が複数発生し、クラスターとなりましたことで、保護者やそのご家族および関係者のみなさまなど、多くの方々にご心配とご迷惑をおかけいたしましたことに深くお詫び申し上げます。 4月27日に最初の感染者が発覚いたしましてから、校内では合計6名の感染者が発生いたしましたが、現在、新たな感染者が発生することもなく、今までのPCR検査対象者の陰性も確認されました。この状況から、今後の本校での感染症者発生の可能性は少ないと思われます。また、感染発生後は、専門業者を入れながら、学校施設の消毒作業を行いました。しかしながら、こうして複数の感染が発生したことで、この感染症の恐ろしさを改めて実感した次第です。また、日頃から学校全体で、万全な対策を講じてきたつもりでしたが、こうした結果になり、さらなる感染対策に徹していかなければと決意しております。今後は保健所などの助言を受けながら、感染対策を強化し、学校一丸となって発生防止に努めて参ります。 今回の感染者で、まだ入院中の者もおります。感染した全員が一日も早く回復し、学校に戻ってきてくれることを心から願っております。また、感染は本人の責任ではありません。そのことをご理解いただきまして、今後も本校の生徒たちを、温かく励まし、応援していただけるようお願い申し上げます。


令和3年 5月10日 熊本国府高等学校 校長 福田千鶴男