次の文章は、中国は宋時代の儒学者「
愛 蓮 説 宋 周 茂 叔 | ||||||||||
水陸艸木之花、可愛者甚蕃。晋陶淵明獨愛菊。自李 | ||||||||||
唐來、世人甚愛牡丹。予獨愛蓮之出淤泥而不染、濯 | ||||||||||
清漣而不妖、中通外直、不蔓不枝、香遠益清、亭亭浄 | ||||||||||
植、可遠観而不可褻翫焉。予謂、菊花之隠逸者也、牡 | ||||||||||
丹花之富貴者也、蓮花之君子者也。噫、菊之愛、陶後 | ||||||||||
鮮有聞。蓮之愛、同予者何人、牡丹之愛、宣乎衆矣。 | ||||||||||
甲申七月上浣寄大賀蓮観賞会而録宋之周茂叔愛蓮説 | ||||||||||
此君山房主 泉石山人 |
水陸草木の花、愛す可き者甚だ蕃し。晋の陶淵明は独り菊を愛せり。李唐自り来、世人甚だ牡丹を愛す。予は独り蓮の淤泥より出づるも染まらず、清漣に濯はるるも妖ならず、中通じ外直く、蔓せず枝せず、香遠くして益々清(あお)く、亭亭として浄く植(た)ち、遠観す可くして褻翫(せつがん)す可からざるを愛す。予謂らく「菊は花の隠逸なる者なり、牡丹は花の富貴なる者なり、蓮は花の君子たる者なり」と。噫、菊を之愛するは陶の後聞く有る鮮し。蓮を之愛する、予に同じき者何人ぞ、牡丹を之愛するは、宜なるかな衆きこと。 |
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愛蓮説 宋 周茂叔
水陸艸木之花、可愛者甚蕃。晋陶淵明獨愛菊。自李唐來、世人甚愛牡丹。予獨愛蓮之出淤泥而不染、濯清漣而不妖、中通外直、不蔓不枝、香遠益清、亭亭浄植、可遠観而不可褻翫焉。予謂、菊花之隠逸者也、牡丹花之富貴者也、蓮花之君子者也。噫、菊之愛陶後鮮有聞。蓮之愛、同予者何人、牡丹之愛、宣乎衆矣。 甲申七月上浣寄大賀蓮観賞会而録宋之周茂叔愛蓮説 此君山房主 泉石山人 |
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