大賀ハス情報


本校には、玄関横とセミナーハウス前に、2つのハス池があります。
毎年可憐な花を咲かせてくれます。つぼみ、開花、結実の流れを順を追って紹介します。
小さなつぼみが伸びてくる
 
つぼみは次第に成長
 
開花第一日目は小さく
 
開花後、昼にはつぼむ
 
翌日、今度は大きく開花!
 
次々と開花していく
 
落花直後は花托(花床)も小さいが
 
次第に大きくなり、結実
 
一昨年から植え替えをしていないからでしょうか、2003年は例年に比べると花も種も全体的に小ぶりとの声が。

 つぼみ(最初は5mm程度)は次第に大きく成長し、10日ほどで開花し(初日はく開き方が小さい。別の花ですが、上の1日目のマウスオン写真もつぼみではなく開花)、昼には閉じ、翌朝再び開くときは大きく(直径20cm以上)開花。3〜4日の花の命が終わると花びらが落ち、実をつけます。はじめは直径数cmの花托が十数cm程に成長し、堅くて厚い真っ黒な種を作ります。種皮が厚くて丈夫なため、地中に眠っていた種も腐ることなく2000年後に蘇ることができたのです。地下茎の「蓮根」でも簡単に増やすことができますが、蓮根はそんなに長く生きることはありません。なお、種を発芽させるためには、ヤスリ等で種皮を削る必要があります。

 
以下、講談社発行の園芸百科大事典より
分類: スイレン科ハス属 (注:現在はハス科として独立)
別名: トバス、レンゲ、ハチス、ツユキグサ。ハスは、ハスの古名「蜂巣(はちす)」の略、果実の入った花托(かたく)がアシナガ蜂の巣に似ていることによる。
分布: インド、中国、ペルシア、オーストラリア、北アメリカ、日本
生態: 耐寒性水質地性宿根草
栽培: 池沼、湿田等の粘質土壌が適地。高温、陽光を好み、水切れ、陰地を嫌う
 

 
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