肥後の石橋に魅せられて、めがね橋を墨絵に描き続けておられる日隈様、甲佐のご自宅をお訪ねしました。玄関に入ると石橋の姿に圧倒されました。スケッチブック程の絵を想像していたので、その大きさ(50号)にびっくり、所狭しと並べられた目鑑橋に更に感動!、墨絵すなわちモノクロ-ムの世界なのに、水と緑を背景とする目鑑橋の鮮やかな姿に圧倒されます。すばらしい絵を見せられたら、石橋愛好者が増えるのでは!目鑑橋の保護・顕彰運動、更には石橋文化の継承に繋がっていくものと期待しています。そこで、より多くの人々にこれらの絵を知っていただければと、ここに紹介させていただきます。屋内での撮影で、手振れもあり、更には小さな写真で、実際の迫力を表現することはできませんが、雰囲気だけでも伝えることができればと思っています。
1.馬門橋と大窪橋 | 2.市木橋 |
3.馬門橋 | 4.通潤橋 |
写真は短時間に手っ取り早く撮ってしまいます。しかし、絵を描くとなれば、時間をかけじっくり観察する必要があり、短時間では気付かない石橋の構造や姿に出合うことができるとのことです。「写真も、ゆっくり時間をかけて撮らなければ!」、胆に銘じたいと思っています。ところで、日隈様は本校の先輩「Hさん」のおじいさんだそうです。何と先輩は、本サイトにもめがね橋などの絵を残して卒業されています。世間は狭いものですね。(作成:2006/08/08)
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