暇つぶしに
数学(?)に挑戦しよう!


「曲尺」の読み方ですが,
「かねじゃく」,「かなじゃく」より,「さしがね」が一般的(?)
平安時代にはすでに,「曲尺」と書いて「さしがね」と読ませていたという
記録もあるそうです。そこで,今度はページ表題を曲尺(さしがね)としてみました。

 

曲尺(さしがね)利用に潜む数学! part2

 曲尺の裏目に刻まれている,円周率分の1の目盛を「丸目」,ルート2倍の目盛を「角目」と言います。この「丸目」や「角目」を利用することによって,円の直径から円周や円に内接する正方形の1辺の長さを知ることもできます。掛け算や割り算だって,まさに計算尺だよ,曲尺(差し金)は!
 そこで,今回は曲尺を利用した問題に挑戦してみましょう。すべて中学校で習う図形の性質等を使って説明できるものばかりです。

問題1
円の直径を測る方法やその直径から角材(正方形)の一辺の長さを求めることは前ページでやりました。それをヒントに,今度は直径の長さから円周の長さを知る方法を考えてみましょう。どんな目盛を刻めばいいのでしょうか?
問題2
曲尺(三角定規でも可能)を使って,掛け算ができるそうです。どのようにすればいいのでしょうか?
ヒント:中学校で勉強した三角形の相似比を利用すればよい。
問題3
問題2の応用ですが,割り算はどうすればいいのでしょうか?
問題4
正方形の板から,正八角形の板を造るにはどのようにすればいいでしょうか?
問題5
横40cm,縦10cmの板を横に3等分するにはどうすればいいでしょうか?
 
ヒントや解答

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