Q17.キンギョのSOSA.
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以下、参考のために
質問メールより 金魚に白い斑点がてきたが 、どのように対処したらよいか ? 質問への回答より 多分、白点病ではないでしょうか。
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上記へのアドバイスメールより 「白点病の原因である白点虫は、1%濃度の食塩水で水温25°Cで、繁殖能力はなくなる」と、「日本おらんだししがしら愛好会」の伊藤様から、アドバイスメールがありました。伊藤様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。 以下は、長洲町の「金魚の館」からのアドバイスメールの抜粋です。 金魚の体液は、0.6%です。ゆえに薬浴させる場合は、通常 0.5%濃度の食塩水を作ります。(1リットルに対し5g) 1%濃度の食塩水も使用することは、稀にはありますが、病状がひどい時に1分ぐらいで薬浴をやめます。長すぎると逆効果です。 なぜかというと、金魚は体調が悪くなると体表の「ヌルヌル」がなくなります。水から体内をカバーしていたものがなくなると、体液濃度の方がかなり高いため飼育水が体内に浸透してきます。そのため、体液に極力近い濃度の食塩水で餌を与えず、水温を上げ体調が戻るのを待ちます。ですから、1%濃度の食塩水は即効性はありますが、短時間でやめないと、命取りになってしまいます。 なお、注意していただきたいのは、0.5%の食塩水で薬浴するだけの処理は病気の初期の段階だけであり、必ずしも回復しない魚もあります。そのときは、その食塩水に薬浴しながら専門の薬を使用することになります。ただ、薬も劇薬ですから、出来るだけ金魚の様子を毎日観察しながら変化に注意し、水温調整、食塩水の薬浴、餌の中止をするべきです。 松本様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
質問メールより 「出目金の目が充血して、赤くなった。」 質問への回答より 出目金以外の金魚と一緒に飼うと、他の金魚から目を突っつかれることも。目は毛細血管が集中しており、突っつかれて充血している可能性があります。目は美味しい部分で、エサ不足の時、他の金魚に食べられてしまいます。特に出目金は目が突出しており、被害に遭う可能性も高い。金魚は片目だけを失っても元気に生きています。大きさや種類の違う金魚を一緒に飼育することは避けたほうがいい。エサはやり過ぎにも注意しましょう。(2001/05/19)
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質問メールより
金魚が、ひっくり返っているんです。転覆病でしょうか?あるホームページに、転覆病には効果的な治療法はない、と書かれてありました。ひっくり返る病気はすべて転覆病なのでしょうか。いい治療法はないものでしょうか?
質問への回答より 根本的な原因が解らない病気で、浮き袋に何らかの異常が起こっているのではないかというのが定説のようです。水温が急激に下がった時に多く見られ、気温の変化が激しい時は水温の管理が大事です。発病した時は水温を25度くらいまで上げたり、食塩水浴で治る場合もあるようです。
転覆病には浮き袋の異常のほかに、チョウマン(腸満)の可能性もあります。エサをたっぷり食べ、運動不足だと肥満の可能性も。この場合はエサを少なくし、運動をさせることです。 運動のさせ方としては、流れの速いところに置くか、鯉(またはワキンなど泳ぎが速い金魚)などと一緒に入れると、追いかけ回されて運動不足の解消につながります。良くなったら、鯉とは別に飼ったほうがいい。いじめられるのは可愛そうですから。 なお、ひっくり返ったままでは水面に出た腹側の皮膚をやられてしまい、それが元で死に至ります。網で押さえて、水中に沈めて置いたほうがいい。網に重りをつけて沈めて置けばよい。エサも食べられないのでチョウマンの原因を取除くのにも役立つ。回復したら網を取除きましょう。(2001/07/28) |