外輪山も中央火口丘も、阿蘇の野山の至る所に煙!阿蘇の野焼きは、2月末から3月いっぱい続きます。撮っては来たものの、野焼きの表情をとらえる事は難しいですね。炎と煙は次々と変化し、同じ形のものは2度とない。方丈記の「行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。よどみに浮ぶうたかたは、かつ消えかつ結びて久しくとゞまるためしなし。」を思い出す。更には、草木の燃え放つ音、勢いがある、速い、尾根全体が炎と黒煙に包まれ、燃え尽きるに何分も必要としない。後に残るのは黒焦げの地肌と立ち上がる白い煙。野焼きで人身事故が起きたことも、まさに危険との隣り合わせの作業、回りには多くの住民やボランティアんの人々の姿が。ここでカメラの電池切れ・・・、真っ黒焦げの米塚は来年の楽しみに。野焼きの後の米塚(最後の写真)、撮ってきました。(前半の写真は阿蘇市にて 2006/03/05、後半は阿蘇市、南阿蘇村、西原村にて 2007/03/11) |