「肥後の石橋」を世界遺産に!

 ・・・ 世界遺産の選定基準を,根本からくつがえそう! ・・・


 世界遺産の選定基準に疑問を抱くものです。人類のために変更が必要だと思います。
 「肥後の石橋を世界遺産にしよう」という事は、その手段にすぎませんが、これからの地球環境にとっても大切なことだと信じて、このページが生まれました。
 特別な活動をするというわけではなく、WebPageで発言し、のんびりと目的に近づこう、という会です。参加されませんか?
 お申込みは、ogami@orange.ocn.ne.jp です。ときおり、ニュースなどをお送りします。
以下、本会のコンセプトを示させていただきます

「通潤橋からのメッセージ」

 通潤橋の最も大きな価値は、苦しむ民百姓を救済するために造られたことにあります。

 石の建造物として、人類の文化遺産を名のるとき、その造られた動機を考えると、世界に名だたるピラミッドも、失礼ながら遠くおよばないのです。

 歴史の教科書には、私たち人類の足跡がびっしりと綴られています。でも、よく見ると、殆どが人類のために二度と繰り返してはならない過ちばかり。

 地球の未来のためには、プラスの影響を与える文化と、マイナスの影響を与える文化とを、はっきりと区別して、未来に伝えるべきではないでしょうか。

 日本の石橋は、その特徴から長崎・熊本・鹿児島・その他の型に大きく分けられますが、熊本型が群を抜いてみすぼらしいのは、なぜでしょう?

 通潤橋が架けられた経緯を考えると分かります。

 年貢を納めるどころか、毎年飢餓に苦しむ農民を見かねて、灌漑用水を導く架橋が思い立たれました。藩の財政も乏しく、私財をなげうって時の総庄屋が貢献した話は、熊本型のほとんどの石橋にまつわります。その結果が、必要最低限の機能を持つ、質素な石橋となったのです。高欄が付いていたとしても、長崎や鹿児島型から比べると、著しくシンプルです。アーチだけを石工が築き、壁石は素人が積んだのではないか、としか思えないような小さな石橋もあります。

 それだけ、貧しい生活の中で民を思う当時の首長たちの心が美しく、後世に継承すべきロマンを持つ文化遺産として、地元で深く愛される理由なのです。

 「金と権力にまかせて贅沢三昧の財産を築き上げたところで、地球の未来に何か役に立つのだろうか?」、「重要文化財とは、世界遺産とはナンなのだろう?」 素晴らしい文化を持った肥後の石橋たちは、世界にメッセージを発信します。

肥後の石橋を世界遺産にする会



本会にご賛同いただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡下さい。
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