熊本国府高等学校 Page1/2
100校プロジェクト 平成7年度実施状況
○ネットワーク利用状況
・実践項目1(ホームページによる学校及び地域紹介)
概要:5月18日には実験的にページを作成。まだ中途半端な仮のページのままで
はありますが、これまでに「戦争と食糧事情」、熊本の「特産物」、県内唯
一の自然湖沼「江津湖」の紹介、「入試の合格発表」、熊本で実施された
「熊日30kmロードレース」の記録などを公開中。
・実践項目2(内外の中高生とのE−mailの交換)
概要:海外からも、本校のホームページを通じてメールが飛び込み、生徒や同僚が
E−mail交流を実施中。日本に関する質問や依頼に対する対応、中には
日系人ルーツ探しや尋ね人依頼までもあり、可能な限り協力しています。
・実践項目3(他校との共同活動)
概要:「酸性雨」や「木材」などの調査を理科職員の指導のもと、自発的な生徒グ
ループが取り組んでいます。ただ、グラフィックコンテストやネットワーク
講演会に関しては、参加申し込みは行ったものの、本校の施設設置の遅れや
各種検定や入試等の諸事情で、今回は断念せざるを得ませんでした。
・実践項目4(ネットワークサーフィン)
概要:地理教員が世界各都市のその日の気温などを出力したりして、授業の教材と
して利用するなど、理科や英語など各教科の教材資料としての利用も進みつ
つあり、利用拡大に弾みがつきそうです。生徒達も職員以上に気軽に利用。
○平成7年度の成果と課題
・活用状況
今年度は、生徒にはクラブ(パソコン同好会)と希望者の17名、職員も26名
ほどにアカウントを与えていますが、常時利用者は、生徒、職員とも5〜6名ほど
にとどまっていました。しかし、今回のクライアント増に伴い、今後大いに期待で
きると考えています。
・導入効果
<生徒の立場で>インターネット接続により、自分たちのパソコンと隣り合わせに世
界が広がり、世界が身近に感じられるようになったようです。特に海外においては
インターネットを道具として、気軽に利用している実態を知るだけでも大きな収穫
です。また、ネットワークにおけるルールやエチケット及び情報入手・発信の方法
等を肌で学ぶことができ、情報化時代を生き抜く上での大きな財産となってます。
<教師の立場で>居ながらにして、新しくかつ必要な情報を得ることができるという
点では、生徒の立場と変わることはありません。が、教育が次世代を生きる子供た
(次ページへ続く)
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