暇つぶしに
数学(?)に挑戦しよう!


トランプ手品に潜む数学!

トランプ手品も色々
ゲーム自体も楽しいものですが
種明かし(証明)に挑戦することも面白いもの!
 

 
山1

 トランプのジョーカーを除いた52枚のカードをよく切って,26枚ずつの2組に分けます。
  1. 1組目は,1枚ずつ表を見せながら数えていく。
  2. その26枚を裏返しにし,山を作って置く。(山1とする)
3列のカード
  1. 次に,残りの2組目の26枚の中から,まず1枚を抜き出し,机の上に表を見せて(数字を上にして)置く。
  2. その数字から数えて10まで,1枚目の下に裏返しに並べていく。1枚目がジャック,クィーン,キングなら10と考え,下には並べない。(例:1枚目のカードが「7」の時は,「7」に続けて「8,9.10」と裏返しに3枚並べる)
  3. 更に2回繰り返し,カードを3列並べる。(左の例では,表裏のカードが合計8枚並ぶ)足りなくなったら,「山1」の上から抜き出して並べる。
山2
  1. 並べ終わったら,残ったカードを1組目の「山1」の上に裏返しに重ねる。(山2とする)
  2. 机の上の3列の1枚目(表になっている)のカードの数字を合計する。(上の例では,25となる。ジャック,クィーン,キングの場合は,10と考える)
  3. 「山2」の上から,「数字を合計した数」番目のカードが何かを当てるという手品である。(上の例では,25番目のカードを)
 いかがですか,この手品の種明かし(証明)が解りましたか。簡単な数式の計算で証明できます。考えてみましょう!解答例はこちらにあります。様々な手品がありますが,他にも数学(?)で種明かしができるものがあると思います。いろいろ挑戦してみるのも面白いと思います。(2001/02/17)

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