暇つぶしに
数学(?)に挑戦しよう!


トランプ手品の種明かし

ゲームを楽しむだけでなく「何故そうなるのか?」
疑問を追求することも面白いものです。
種明かしに挑戦してみましょう!

 
3列のカード
  1. 1列目の1枚目のカードの数字を「x」とすると,裏返しに並べるカードの枚数は
     10−x 枚
    最初のカードと合わせると
     11−x 枚
  2. 2,3列の1枚目のカードの数字をそれぞれ「y,z」とすると,3列に並べられたカードの総数は
     (11−x)+(11−y)+(11−z)
    =33−x−y−z
    (左図の例では,33−7−8−10=8)

山2
  1. よって 2組目のカードの残り数は
     26−(33−x−y−z)=x+y+z−7
     となる(上の例では,18枚)
  2. 残りの枚数(例:18枚)を「山1」に重ねたのが「山2」
    「山2」の上から x+y+z 枚目(例:25枚目)のカードは
    「山1」の上から枚目となる(例:25−18=7)
  3. 即ち,1組目の山を数えるとき,「7枚目のカードを覚えておけばよい」ことになる。(上の例では,25枚目が覚えていた7枚目のカードとなる)
 今度は半分の26枚でやってみましょう。同じように3列に並べるのですが,10ではなく,5まで並べます。ただし,5以上のカードと絵札は5と考えます。今度は何枚目のカードを覚えておけばいいかな? 上の方法で計算できますね。
 なお,手品をやるには少々演技力が必要でしょう。「ただ単純にカードを並べて,何番目のカードは何だよ!」では面白くはありません。見えているカードの種類や数字などから,いかにも7番目のカードを推測しているというような演技も必要でしょう!(^_^)nari

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