暇つぶしに
数学(?)に挑戦しよう!


今日はパラドックス(逆説)の問題に挑戦しよう。
パラドックスとは,ギリシャ語のパラ(反する)ドクサ(通説)に由来するとのこと。
パラドックスは,数学の発展に寄与してきた一面もあるが,時として笑いの対象ともなります。

 


 

伊良部の投球は本当にボークか?

ボール 大リーグ入りで,球界で一騒動あった伊良部秀輝投手,それでも,無事ヤンキース入りが決定。大リーグデビュー前にマイナーリーグで調整中だったが,ここで大問題発生。伊良部のセットポジションで,完全な静止をせずに投球するという違反「ボーク」が度重なっているのである。先日までの5試合で7個ものボーク(平成9年7月6日現在)の判定。これでは,大リーグでの活躍が心配であるのだが,「伊良部の投球は本当にボークなのか?」
 古代ギリシャのソフィスト(賢者)「ツェノン(紀元前450年頃)」の有名な「パラドックス(逆説)」のひとつに「飛ぶ矢は動かない」というものがある。これは「飛んでいる矢は,瞬間的には空中の一位置にいる。つまり静止している。」というのです。飛んでいる矢さえ動かないというのだから,セットポジションでも,「瞬間的には静止している」のだから,「伊良部の投球モーションはボークなんかではない!」という論法ですが,いかが思われますか?
 その後,7月11日,大リーグでの初勝利を手にした伊良部投手,この試合ではボークは0だったとのこと。今後の活躍を祈りたい。「一部マスコミのバッシングにも負けるな!」と,声援したいものです。

 

「クレタ人は全部うそつきだ」とクレタ人が言った。

これは本当か?

 クレタ人の言ったことが本当だとすると,クレタ人はうそつきだということになる。しかし,うそつきのクレタ人が言ったことだから,「クレタ人はうそつき」ということも,うそだということになり,???!。

 

図形のパラドックスを!

図形のパラドックス

上の証明,どこかがおかしいんだが,気づいたかな?
(ヒント:分子の値に注目)


 

 それでは問題です。次のAとBの対話を読んで,下の( 1 )と( 2 )に相当する言葉を言え。

A  「例外のない法則はない」ということわざがある。
B  そうですか。そのことわざが真実だとすると,「例外のない法則はない」 というのも,一つの法則ですね。
A  そうです。
B  それでは,例外のない法則もありますね。
A  どうしてですか。
B  なぜなら 「例外のない法則はない」という ( 1 )にも ( 2 )があるはずですから。

 いかがでしたか,答えはお解りでしょう。「法則」と「例外」ですね。これもパラドックスでしょう。以前,本校におられた国語の帆足公立先生からお聞きしたものです。国語の問題だったのでしょうか。既に他界されておられますが,詩や短歌とお酒が大好きな先生で,ユーモアに富みかつ薀蓄ある話をさらりとなされていました。「珍文漢文古典版 現代惨国語物語」などと,国語が全くといっていいほど苦手な私でしたが,国語に対するイメージが変ったことを思い出します。


メニューにもどる