職員談話室で話題となった小学校の問題!
そのヒントと解答です。
ヒント:三角形HBCは直角二等辺三角形で,面積が49平方cmだから,高さが7cm,底辺BCは14cm。台形ABCEの面積が80平方cmで,①=②だから③(直角二等辺三角形GCI)の面積も解り,GC=GI=6 (cm),BG,ABも解る。 | |
解法例: △HBCは直角二等辺三角形 HJ=BJ=JCで 面積が49 より △HBC=BC×HJ÷2 =HJ×HJ=49 よって HJ=7,BC=14 ①+②+③=80 で ②+③=49 ①=②=31 だから ③=80-①×2=80-31×2=18 △GCI は直角二等辺三角形 だから GI=GC=6 よって AB=BG =BC-GC=14-6=8 解答 たて8cm よこ14cm |
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最後の ABの長さを求めるのに AEとGI
は重なり AE=GI=6 台形ABCEの面積は80だから (AE+BC)×AB÷2=80 よって (6+14)×AB÷2=80 これから AB=8 でもいいですね。 いかがでしたか,「難しい問題」の構造が理解できたのではないでしょうか。 「難しい問題」という特別な「問題」はありません。 ただ、解法の過程が長いだけです。 途中に小問が幾つか並ぶだけで,各小問は基本的な問題です。 問題を解くにはどうすればいいのか!先を見通す力が必要なだけです。 |