6月13日実施された倉田哲也さんの講演 『地域で、共に生きる』を
聴いた6人の感想を紹介します。
倉田さんに出逢うことができて本当に良かったと思いました。
私は、時々自分がすごく悲しい時、つらい時、苦しい時などには、よく、もし私に手がなかったら、足がなかったらなど考えてしまいます。
いつまでも健康な体でありたいっというのが私の願いです。きっと、私が倉田さんの立場だったら、そう強くは生きてこられないでしょう。自分たちで作業所など、積極的に前に進むことなど、たぶん考えもしないと思うんです。ずっと他人の目を気にして、部屋に閉じこもってしまう気がします。だから私はどんなに苦しいことがおきても、がんばろうという気持ちになります。
“私には体のどの部分もかけていない。世の中には、手も足も不自由な人たち、目が見えない人たち、さまざまな問題をかかえて生きている人たちがいるんだ”と、“これ以上の幸せを望んじゃいけないと。”だから私はいつも元気でいられます。倉田さんに会って思ったことは“どんな状況になっても、ぜったいにすべてを投げ出してはならない”っということを気付かされました。
今回、国府高校に来ていただき、本当にありがとうございました。また、ぜひお話を聞かせてくださいね。
本当にありがとうございました。
私は倉田さんの話しを聞いていて、思い出す直すところがいくつかあり、それを見つけることができました。「障害」があっても、私たちと考えることは変わらないし、それよりも、私たちよりも、ずっとりっぱな考えをもっていてとてもそんけいしています。
倉田さんの原稿を読んでいて出来ないことと、分らないことは出来る人から手伝ってもらえばいいんだという気持ちをもってほしいのとこところから、私はとても勇気づけられたと思います。だから、出来ないこと、分らないことは、これから友達などにたくさん聞いて、私の中のわからないことを少しでもなくしていきたいと思います。本当にとってもためになるお話をしてくれてありがとうございました。お仕事もがんばってください。
昨日は、私たちのために学校に来ていただいて話をして下さってどうもありがとうございました。小学校や中学校でも同和教育というものはありましたが、こうして人に何かを聞くのは初めてのことだったのですが、私自身、ためになることがたくさんありました。
私がふだん何気なく生活をしている中で、障害者の方達のことを考えるという機会はあまり多くありませんでした。でも、倉田さんの話を聞いて「地域で生きる」ということの大切さが分かったような気がしました。「共に生きる」ということは、本当に大切だと思います。私は普段人に迷惑ばかりかけていて自立をあまりしていません。でも、これからは少しずつ人に「頼る」のではなく、「頼られる」ような人になり、家族や友達などと、これから関っていく中で、「共に生きて」生きたいです。
倉田さんも、お仕事や恋愛などがんばって下さいね。昨日は、本当にありがとうございました。
こんにちは。この間は国府高校に来てくださってありがとうございました。
私が倉田さんの話しを聞いていて思ったことがあります。それは、「話す」ということです。私は今まで話すことはあたり前だと思って普通に生活していました。しかし、倉田さんの話しを聞いていて、話すことの大切さを知りました。私は倉田さんが私たちのために一言一言がんばって話して下さったことが今でも心に残っています。親からもらった自分の体をもっと大切にしないといけないなあとかんがえさせられました。本当に生きてるということは
私もすばらしいと思います。
この15年間、私も「生きていて、私はなんの意味があるのだろう」と考えたことがあります。死んだほうがましなのではないかと思ったこともあります。でも、そんな時に友達が助けてくれたり、家族が支えてくれたりしたおかげで、色々乗り越えてきました。だから、その人たちにも元気で生きていかなければならないと思うようになりました。倉田さんも辛いときがあると思いますが、頑張っていろいろと乗り越えていって下さい。応援しています。
正直、自分は「障害者」の人達に対して偏見みたいなものがありました。だけど、昨年「五体不満足」という本を読んだ時、言葉では言い表せませんが、自分の心の何かが変わりました。そして今回、倉田さんのお話が聞けると聞いたのでとても楽しみでした。倉田さんの話の中で、一般企業に就職したかったと言われた時、とても残念な気持ちになりました。
最近、バリアフリーという言葉を聞きますが、これまで「障害者」の人達のことを忘れていたことをまず反省すべきだと思いました。倉田さんの話を聞いて、自分もこれからはいろんな事にチャレンジしていきたいと思います。倉田さんのお話を聞けて、自分は得をしたと思いました。ありがとうございました。
講演をされる時、僕は「一体どんな話をされるんだろう」と思っていました。堅苦しい話なのかとか、説教されるのかとかそんな気持ちで座っていました。でも、実際倉田さんが話を始められると、そんな半端な気持ちで聞くもんじゃないと思ってきました。一生懸命話をされている倉田さんを見て聞いていると、自分も真剣にいつのまにか話しにのめりこんでいました。確かに時々聞きずらい場面もありましたが大体話の内容は分かってきました。倉田さんは健常者と同じように一般企業で働きたかったようですが、なかなか認めてもらえず、労働センターを作られました。
労働センターでは、今ごろ一生懸命働いておられることだと思います。僕は、倉田さんを見て、かわいそうだとかいう同情する気持ちは生まれてきません。倉田さんや他の障害者の方々は、同情されることが多分一番嫌いだと思います。そう思うことは、その方々を、一人の人間として見ていないからだと思います。みんな同じ人間なのに、障害があることに対して同情していても先へ進まないんです。やはり、共に認め合っていく中で、けんかもしたり、励ましあったりすることが一番大事だと思います。もっともっと共に過ごすことを考えて行きたいと思います。
以上、制作はパソコン同好会でした。