天体写真ギャラリー (1)

まだまだ未熟なものですが、作者の天体写真を紹介します。
2000〜2002年撮影の作品


画像をクリックすると大きな画像で見られます



0018

はくちょう座

2002年10月26日 20:43
Canon A1 (50mm)/ビクセン GP赤道儀にて恒星時追尾/
露光:11分/f1.4開放/画像処理:フォトショップ
熊本県久木野村にて



Comments: はくちょう座の天の川を11分間の追尾撮影で捉えた作品です。画面右上に見える青白い明るい星が1等星のデネブで、その上に赤っぽく見えている部分が、有名な「北アメリカ星雲」です。そして、画面中央から左下にかけて写っている黄色っぽいものは、天の川です。銀河系の幾億個もの星々が集まり、ぼんやりとした天の川となって見えるのです。





0018

部分日食

2002年6月11日
Nikon Coolpix995 画像処理 (レベル・シャープ調整)
熊本県熊本市にて



Comments: 2002年6月11日に全国で見られた部分日食です。当日は全国的に悪天候で欠けた太陽を見られなかった地域が多かったですが、わずかな雲間を狙ってデジカメで撮る事ができました。





0018

半影月食

2002年5月28日
Nikon Coolpix995 画像処理 (レベル・シャープ調整)
熊本県熊本市にて



Comments: 半影月食とは、地球のごく薄い影である「半影」部分に月がかかり、影の影響を受けてかすかに月が一部分だけ暗くなる月食です。画像処理をかけて、月の暗くなった部分を強調してみました。





0017

月と土星の接近

2002年3月20日 20:05
Nikon Coolpix995 画像処理 (レベル・シャープ調整)
熊本県熊本市にて



Comments: これは、2002年3月20日に見られた、珍しい月と土星の接近です。月に対して土星がとても小さく見えるのは、月までの距離の400倍も遠くに土星があるせいです。すなわち、見かけ上の月・土星の接近なんですね。そして、実際の土星の大きさはというと、月の35倍もあるのです。まさに月とスッポンです(ここでは月が”スッポン”ですね)。





0016

しし座流星雨 2001

2001年11月19日03時台
Canon A1 (50mm) f1.4開放 30秒露光、画像処理
熊本県久木野村にて



Comments: 2001年11月19日未明に見られた、しし座流星群の写真です。2001年のしし座流星群は記録的な大出現となり、空じゅうに無数の流星が降り注ぎました。この写真の露出時間はわずか30秒ですが、暗いものまで含めると10個近い流星が写っています。流星がまさに雨のように降り注いでいます! 下界のネオンライトは、阿蘇町の夜景です。





0015

デジカメで撮った木星

2000年9月15日02:52
オート露光 手持ち・コリメート法
ビクセンR200SS  Fuji FINEPIX4700z
熊本県熊本市にて



Comments: 今や、デジカメでの天体撮影も容易で人気が高い。そんなわけで、私もデジカメ撮りを早速実践。望遠鏡の接眼レンズにデジカメをくっつけて木星を撮ってみた。すると、ご覧の通り木星の縞模様まで写った! 月や惑星は、デジカメで思った以上によく写せるようです。


Next→