☆施設の内容
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◆左の図は市総合体育館の平面図です。 | |
熊本市は、21世紀に向けてふれあいと活力に満ちた魅力ある都市づくりを目指し、施策の展開に取り組んでいます。
昭和54年、健康都市宣言を行い、その実現のためスポーツ10ヶ年計画を昭和56年に策定しました。この計画の核となる事業として建設された施設が当会館です。
当会館はスポーツ機能だけでなく、青年活動の拠点としての青年会館を併設し、相乗的効果をねらった施設になっています。当会館はだれでも、気軽にスポーツを楽しみ、ふれあいの場の提供となるような施設になっています。大・中・小体育室のほか室内温水プールや、弓道場、武道場、トレーニング室及びスポーツサウナや料理実習室などの施設があり、いろんな人に利用されています。
場所は市電で市体育館前又は熊商前で降り徒歩で5分の所にあります。バスでは、水前寺公園前で降り徒歩で6分、砂取小前で降り徒歩で3分、熊商高前で降り徒歩で3分、江津道(市バス)で降り徒歩で4分の所にあります。使用の受け付けや料金については、1階事務室でお尋ねください。
(縦5.4メートル、横15メートル、天井高さ7.5メートル)
狩野永真安信の名筆によるといわれる栃木県日光東照宮・本地堂天井の「鳴龍」が、昭和36年の火事で消失しました。その復元が日本画の巨匠、堅山南風画伯に昭和39年依頼され、昭和40年11月に下絵完成、同41年7月に本絵が完成しました。その時の下絵が、昭和55年南風画伯のご遺族より熊本市に寄贈され、昭和61年当会館談話ホールの天井に設置されました。
本地堂同様、この「鳴龍」下絵の下で手を打つと「ルルル・・・・・・」という奇妙なうなり声をあげます。(実は共鳴音)
(縦5.5メートル、横10.8メートル)
昭和53年、立軌会創立30周年記念展に特別出品されたこの「沼」は、当ホールの緞帳として広く勧賞できるようになりました。
モヤのかかった湖面(江津湖)に、点々と釣船が浮かぶ静かな風景で、みる人に落ち着きと安らぎを与えてくれます。
製作に当たっては終始、牛島画伯のご指導の下で、京都の美術織物業者により綴錦織で完成されました。
(縦3メートル、横17.16メートルの2面)
白川水源、江津湖をモチーフにしたもので、古くから水の都といわれる熊本、特に江津湖畔に位置する当館に調和した作品といえます。
全体として内面に染み込んでくる生命の源泉ともいえ、湧水の永遠につきることのないようにという祈りが込められています。
(縦4メートル、横24メートル)
森の都熊本および江津湖の自然を、明るい色彩によるレリーフで表現した作品です。明るくさわやかな色調によって、素朴な雰囲気が表現され、全体としてリズム感があふれています。
(台座高さ1.1メートル、銅像の高さ1.76メートル)
石原氏が取り組んでいる「視」、「想」から「話」への一連のシリーズ〈話〉シリーズにあたる作品で、裸婦の姿を素材に人間の内面を表現した作品です。
石原氏は「人間と人間の対立、相手を意識した表現を試みていますが、それが〈話〉シリーズです。モチーフを裸婦に求めるのは、自分の思想や想像力が強くはね返るからです。」と語っています。
この「湖風」は、昭和59年第16回日展で特選を受賞した作品です。
(縦4メートル、横2メートル)
昭和60年11月に「熊本と中国を結ぶ友好書道展」が熊本市で開催されました。この書道展に百三十点もの作品を出品されたのが、中国・桂林市の著名な書家、伍純道さんです。
伍さんの作品は、李白や杜甫の詩をはじめ中国の古典文学を題材にしたものが多いが、その代表作が「虎」です。桂林市と友好都市を結んでいる本市に昭和60年に寄贈されました。