秋の花

くまもとは
自然がいっぱい
秋に咲く花を紹介します!


カワラナデシコ(撫子)

 野辺見れば 撫子の花 咲にけり
 わが待つ秋は 近づくらしも(万葉集)

阿蘇の山に秋を告げる花で、草むらの緑に薄紅色の花が映える。7月末に、阿蘇南外輪山にて
ヒゴタイ(瑠璃玉薊 るりたまあざみ)

ネギ坊主みたいな面白い花。
ヒゴタイの里「産山村」では、花の名前から熊本(肥後)とタイ王国との友好のシンボルとして、交流を行っています。阿蘇久木野村にて(8月10日)
オミナエシ(女郎花)

 手にとれば 袖さへ匂う 女郎花
 この白露に 散らまく惜しも(山上憶良)

これも秋の七草のひとつ。語源は女飯(おみなめし)とのこと。旧盆が近づけば、阿蘇は秋の気配。
ヤマハギ(秋の七草)

 秋風は冷しくなりぬ馬なめて
 いざ野に行なはぎが花見に(万葉集)

万葉集に137首もあるそうです。まさに日本の秋を代表する花か。8月18日、阿蘇長陽にて撮影
コスモス(秋桜)

村のあちこちにコスモスの花が、メキシコ原産だそうだが、今では日本の秋を代表する花である。赤や白、紫と色の種類も様々。阿蘇南小国にて、9月14日撮影
キバナコスモス
コスモスの糸状の葉に対し、葉幅が広い(中山賀央先生より)日が短くなって咲き始める「短日植物」の代表的なものがコスモス。しかし日長に関係なく咲く新品種もあるようです。天草大矢野島では、8月末には花の時期が過ぎていた。旭志村にて、9月23日撮影。

撮影年は全て1997年です

ヒガンバナは別のページ「ヒガンバナ特集」に移しました。


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