葛花(クズ) マメ科のつる性多年草。昔はつるから葛布、根から葛粉をとるなど利用価値があったが、今では駆除も困難な有害植物。 |
撫子の花(カワラナデシコ) ナデシコ科の多年草。山野に、丈は50cm程。葉は線形で対生。夏から秋、花は淡紅色で、花びらの先は細く裂けている。 |
女郎花(オミナエシ) オミナエシ科の多年草。日当たりのよい山野に。葉は羽状に裂け、対生。緑の草原に黄色い花が目立つ。根は利尿剤に。 |
藤袴(フジバカマ) キク科の多年草。山野や川岸などに、丈は1m程。茎は直立、葉は三つに裂け対生。夏から秋に、淡紅紫色の頭状花が密集。 |
萩の花(ヤマハギ) マメ科ハギ属の落葉低木。日当たりの良い山野に、蝶形の花は紅紫色。阿蘇登山での漱石の句「行けど萩行けど薄の原広し」 |
尾花(ススキ) イネ科の多年草。山野に群生、丈は1.5m程。秋に大きい花穂をつける、これを尾花と。別名かや、かやぶき屋根の材料。 |
朝顔の花(朝顔はキキョウを指すとのこと、右はつぼみ) キキョウ科の多年草。日当たりのよい山野に、丈は1m程。葉は長卵形。夏から秋にかけて青紫色の釣鐘形の花。つぼみは風船状で花びらの先が5裂して開花する。 |