『熊本の農産物』

阿蘇（あそ）の外輪山（がいりんざん）の牧場（ぼくじょう）のホルスタイン種の乳牛 阿蘇ではホルスタイン種以外にも、ジャージー種もおり、ジャージー牛乳とし有名てす。

　

肥後（ひご、熊本） の赤牛（あかうし）	豊後（ぶんご、大分） の黒（くろ）牛
肥後の赤ウシは、熊本独特の肉牛で最近では「肥後ビーフ」の商品名で人気がある。夏の間、赤牛は山野に放牧（ほうぼく）されています。 阿蘇から久住（くじゅう）にかけての九州横断道路を行くと、熊本県側では赤牛だったのが、大分県に入ると急に黒牛に変わり、県境（けんざかい）が解るということです。

　

有明海（ありあけかい）に 面したミカン畑	ビニールハウスで作られる スイカ

　その他に、トマト、甘夏ミカンや畳表（たたみおもて）を作る「い草」などの生産高が日本一だそうです。日本でも有数（ゆうすう）のお茶どころとしても知られ、山間部（さんかんぶ）を中心に高品質（こうひんしつ）なものが作られています。また、おだやかな気候を生かした花の栽培（さいばい）もさかんで、キク、バラ、カーネーション、カスミソウをはじめ多数の花が出荷されています。