アンネのバラ(アンネ・フランクの形見)
Souvenir de Anne Frank


 
校庭のアンネのバラ(撮影:2006/11/01,02朝)
 つぼみは深紅、花が開き始めると黄色から淡いピンクへと、次第に色が変化していくのも特徴。
久しぶりの雨に濡れて(撮影:2006/11/06朝、左上マウスオンは12/13)
 先月以来の少雨で花木は干からびた状態、まさに待望の雨。水滴がこんなに美しいものだったとは!
 「アンネのバラ(Souvenir de Anne Frank)」とは、第2次世界大戦中の強制収容所で、15歳という短い生涯を終えた少女「アンネ・フランク」の形見のバラです。戦後、彼女の日記が「アンネの日記」として出版されると、自由と平和の大切さを願う言動が多くの人々に感動を与え、世界的ベストセラーとなります。アンネの父オットー・フランクさんは、娘の平和を願う心をこのバラに託し、世界中の人々に贈ります。その後、アンネのバラに託された思いに共感した多くの人々の手によって、更に世界中に広がっていきました。そしてこの夏、西山中学校の生徒さん達の手によって我校に!
 
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アンネのバラ(左)と大賀ハス(右)、ともに本校中庭にて7月23日朝撮影
 2006年7月23日、本校と西山中学校が「花の姉妹校」になりました。西山中学校は「アンネのバラ」をアンネが熟望した平和を求め、愛と勇気を持って生きることを誓うシンボルとして、大切に育てています。本校は「大賀ハス」を学校の新たな出発の象徴として、汚れなく清らかな生命の美しさのシンボルとして、大切に育てています。花をシンボルとする二つの学校が、それぞれの花に込められた思いを一つに、平和と生命を大切にする心を学ぶため、末永く交流を深めていくことを約束。両校の生徒会長による締結文書や大賀ハスとアンネのバラの交換等のセレモニーが行われ、平和と生命のシンボルとしてのバラとハス、ともに大切に育てていくことを堅く誓いました。
 
 2007年1月に完成した校庭のバラ園に、アンネのバラが咲き始めました。ツボミもいっぱい、これから次々と花を開くことでしょう。雨に濡れたバラ、何とも言えない美しさです。色や形が日に日に変化していくのも楽しみです。朝と昼でも違います。つぼみは深紅、開花するにつれて橙、黄、黄金色にも、花弁の先端が赤みを帯びるなど、次々と変化します。気温差が大きいほど色も鮮やかなようです。撮影:2007/04/24,25 7:40AM
 
 いかがですか、ここに紹介したバラの写真は全てアンネのバラです。花の形や色が次第に変化していきます。まさに七変化、アンネのバラの魅力の一つかも知れません。撮影:2007/04/27 7:40AM,2009/04/23 7:40 AM

本校のバラ園にはアンネのバラ以外にも十数種類のバラが!
 
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