ネチケット(Netiquette)
熊本国府高等学校PC教室
インターネット上でのマナー
普段の生活と同じように、インターネットを利用するときも、守らなければならないルールやマナー(エチケット)があります。インターネットは、多数のコンピュータや通信回線を介して、世界中の人々に情報を流しております。マナーを守らないと、多くの人に迷惑をかけてしまいます。ちなみにネチケット(netiquette)とは、ネットワーク(network)上のエチケット(etiquette)を意味する造語です。
マナーの基本は みんなが心地好いこと!
それは簡単なことです
自分がイヤなことは、誰だってイヤ!
常に、相手の立場に立って考えればいいのですから
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一般的なマナーやルール
- インターネットは匿名(とくめい)社会ではない。(勘違いしている人、サーバコンピュータに履歴が残る)
- 情報を受信・発信した時に生じる「リスクや社会的・法的責任」は当事者が負わねばならない。
- 掲示板などで、他人を傷つける言葉は禁止。(話し言葉と違い、文字は意味がそのまま伝わることに注意)
- わいせつな画像や爆弾・毒ガス作成などの閲覧や発信はもってのほか!
- 知的所有権・著作権の侵害に注意しよう!(他人の文章や画像等を勝手に使わない)
- 情報は得るだけではなく、自らも可能な限り「価値ある情報」の発信を!(ギブ・アンド・テイク)
- 無意味な利用は無駄なトラフィック(ネットワーク上のデータ量)を増やし、他の利用者が迷惑する。(最近、この精神がなくなりつつある。他人のネットワークを使わせてもらっているという気持ちが大切)
- インターネットは、元々「ボランティアで運営されている」ことを忘れてはならない。(近年、商業化の傾向が大だが、みんながこの気持ちを忘れないなら問題は起きない!)
- オンラインソフトは、国外持ち出し禁止や使用上の制限事項がある場合も、READMEとかLICENSEなどのファイルには必ず目を通すこと。
- アンケートやクイズにむやみに応募しない(無料プレゼントには裏がある)
- 個人情報の流出に注意(名前、住所、生年月日、クレジットカードの番号)
E-mailやNetNewsでの主な常識
- Subject(件名)は、本文の内容を簡潔に表し、短いことが大切。
- Subject(件名)には、半角のカタカナは使用禁止!特に、初めての相手やMailinglistに送る場合に注意。
- 本文にも、「半角のカタカナ」や「外字」は使用しない。
- 本文の1行あたりの文字数は、半角70文字(全角35字)程度に。
- 引用は必要最小限に、引用が長いと読みづらい。
- 複製する文書については、その著作権を考慮。
- 本文中に無意味な空行を入れない。意味なく、1行おきに書くのはやめよう。
- 長い文や大きい添付ファイルは送らない。長い場合は、Subjectに「Long(長文)」という言葉を含める。
- メールは原則的に私信であることに注意し、勝手に他人に見せない。
- いたずらメールやチェーン・メールを送らない。チェーン・メールとは、幸福の手紙(不幸の手紙)のように、別の人に同じ内容を転送することを要請する内容の手紙。
- 「送信する内容には慎重さを、受信する内容には寛大さを!」心がけよう。たとえ挑発されても、激情的なメッセージ(フレーム:flames、炎)は送らない。
- 個人宛で済むものは、メーリングリストには送らない。
- 初めての相手やメーリングリストには、HTMLメールにしない。(相手の電子メールソフトがHTMLに対応しているとは限らない、常に相手の立場で考える)
- 添付ファイルを勝手に送りつけない。(必ず、事前に断ってから!)
- 何か分からない添付ファイルは即削除!(コンピュータウィールスの可能性も)
下に、もっと詳しいサイトへリンクしています。ネットワークのルールを理解し、マナーを身に付けて、インターネットを利用したいものです。無知は犯罪の温床ともなる怖いもの。知ることは人間の権利ですが、私たちの義務でも、責任でもあります。
マナーの基本は「他人に迷惑をかけない」、「他人を尊重する」ことです。
お互いにルールやマナーを守り
インターネットの健全な発展に心がけよう!
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