室山まゆみさん

 
 本校OGの漫画家・室山まゆみさん(本名・室山真弓、真理子姉妹のペンネームで、お二人とも本校卒業生)は、小学館の学習雑誌連載をはじめとして、さまざまな漫画を描かれており、ユーモアを交えながらも子供たちに夢と元気を与えつづけておられます。
 彼女たちの主な作品だけでも、「あさりちゃん」、「タタミちゃん」、「どろろんぱっ!」、「ペンギンぱあてぃ」、「すうぱあかぐや姫」等々多数あり、学習雑誌への連載以外にも、各種のコミックス、文庫本としても数多く出版されています。
 小学生から大人の人まで、幅広い愛読者を持つすばらしい漫画を描き続けておられることは、私たち後輩にとっても大きな誇りです。今後の更なるご活躍をお祈り致します。



 平成13年11月3日、本校の創立60周年記念文化祭において、私たちの前で「漫画教室」という形でお話しをしていただきました。「キャラクタの感情や表情の描き方の実技指導をはじめ、ご自身の絵の変遷、苦しかったことやうれしかったこと、漫画家になるためにはどうすればいいのか」など、ユーモアを交えながらの示唆に富むお話し。様々な質問にも応えていただき、話の内容はもちろんのこと、お二人の一挙一動全てに興味を覚えた漫画教室となりました。 


 この3つの画像は、平成13年11月の創立60周年記念文化祭の原画展に出品いただいた作品の中から、室山まゆみ先生の許可を得て、イメージスキャナーで取り込んだものです。
 原画はB4の大きさで、本ページ用に縮小しましたので、色その他、原画と異なる点もあることをお断り致します。
 画像は室山まゆみ先生のご好意で紹介することができました。
画像の無断での転用はお断り致します。

 「室山まゆみ先生の漫画教室」に参加して
 一番勉強になったのは、顔の表情のつけ方だ。目や耳、口など少し変えるだけで大きく変ってしまうということだった。私の将来の夢はイラストレータ、絵だけで他人に気持ちを伝えなければなりません。先生たちの言葉一つひとつが勉強になりました。自分の夢がかなえられたらいいなと思った。これからも絵の練習に励みたい。まゆみ先生がおっしゃった「努力すれば何にだってなれる!」を心に刻み頑張っていきたい。(1年 Y.R子)


 以下の画像は、十数年程前学校にお送り戴いていたセル画をイメージスキャナーで取り込んだものですが、私たちの技術不足のために、色その他、原画を忠実に再現できなかったことをお断りしなければなりません。


「あさりちゃん」
小学館の学習雑誌「小学4年生や小学5年生、小学6年生」に連載中で、単行本も、小学館のてんとう虫コミックスとして、87巻(2008年11月現在)が出版されています。本校図書館には「室山まゆみ文庫」があります。
 


 「あさりちゃん」が25周年を迎えたそうです。1978年8月に小学館の「小学二年生」に連載が始まってから25年が過ぎたとのこと。25周年突破記念「よりぬきあさりちゃん(上下2巻)」も発売されました。先日、室山まゆみさんより学校へ送っていただきました。面白い漫画を毎月(小学二年生、四年生、五年生、六年生の4誌に)、25年以上も書き続けているなんて、本当に驚きです。しかも、こんなにも面白いギャグやアイデアが次々と浮かぶものかと感心するばかりです。私など、読み返すたびに笑い転げています。これからもより多くの新たな作品を期待しています。頑張ってください。(2004/10/26)

熊本国府高等学校PC同好会


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