台風18号直撃(99/09/24)の記録


 校庭の樹木が倒れ、教室の窓ガラスは割れ、パソコンも水浸し。インターネットのサーバは、別棟の為災難を逃れることができたが、クライアントマシンの大部分はしばらくは利用不可能だろう!(写真は全て24日午前中に撮影)

ポプラも倒れる
樹齢40年ほどの
記念樹をはじめ
多くの樹木が次々と
教室棟の4階
窓ガラスはほとんど
割れて、ブラインドは
悲惨な姿に
カイコウジュ
直径60cmを越す
本校創立以来の木も
無惨な姿
教室様の4階の
第2パソコン教室や
総合実践室のPCも
ずぶぬれ、滅茶苦茶
飛び散ったガラス
教室内も、校庭にも
至るところに
ガラスの破片
学校は臨時休業
割れたガラスや
倒れた樹木の始末
登校者だけで、大掃除


 8年前の19号台風よりも風が強かったようだ。特に、早朝5〜6時がすさまじかった。我が家の窓ガラスも震いっぱなし、サッシの下から水が吹き上げ、停電の真っ暗闇の中の水漏れ防止等々。24日は電話連絡網を通じて臨時休校となったが、電話が繋がらない生徒も多数。街の至るところに樹木、看板、屋根瓦が飛び散り、歩行さえ困難な場所も。台風18号が残した爪痕である。

 牛深市では最大風速66.2m、不知火町では高波により12名、他にも落ちてきたカワラやガラス、感電などで3名、県内で計15名もの犠牲者、ご冥福をお祈り致します。高潮が家を飲み込む時間はたった4〜5分しかかからないとのこと。この速さでは避難は無理か。(水はゆっくり入ってくるものと思っていました。浅はかな考えを反省!)一瞬のうち、部屋の中が濁流、逃れようと天井を破ったが力つきた人もいたとのこと。

 一夜明けた25日、復旧作業を手伝った人の話。「一面が茶色、異臭、泥まみれの家財道具を持ち出すだけで精一杯。心身共に元の生活を取り戻すにはもっと時間が必要でしょう。」 被災者の皆さまに、お見舞い申し上げます。この他にも、窓ガラスが割れ、部屋の中に吹き込む風雨、ただ静かに台風が通り過ぎるのを待った人たちも多かった。今度の台風、大小の差こそあれ、県民ほとんどが被害を被っているようです。稲、栗、梨、ビニールハウスなども大きな被害。熊本では数十年に一度あるかないかの大惨事でした。

 先日の台湾大地震といい、この台風といい、自然災害の恐ろしさを痛感させられました。私たちは自然の恵みで生きている。しかし、自然にはいろんな側面がある。いつの日にか、人類は自然をコントロールすることが出来るようになるのだろうか?(99/09/24 最終更新:2002/02/28)


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