校庭の樹木が倒れ、教室の窓ガラスは割れ、パソコンも水浸し。インターネットのサーバは、別棟の為災難を逃れることができたが、クライアントマシンの大部分はしばらくは利用不可能だろう!(写真は全て24日午前中に撮影)
ポプラも倒れる 樹齢40年ほどの 記念樹をはじめ 多くの樹木が次々と |
教室棟の4階 窓ガラスはほとんど 割れて、ブラインドは 悲惨な姿に |
カイコウジュ 直径60cmを越す 本校創立以来の木も 無惨な姿 |
教室様の4階の 第2パソコン教室や 総合実践室のPCも ずぶぬれ、滅茶苦茶 |
飛び散ったガラス 教室内も、校庭にも 至るところに ガラスの破片 |
学校は臨時休業 割れたガラスや 倒れた樹木の始末 登校者だけで、大掃除 |
8年前の19号台風よりも風が強かったようだ。特に、早朝5〜6時がすさまじかった。我が家の窓ガラスも震いっぱなし、サッシの下から水が吹き上げ、停電の真っ暗闇の中の水漏れ防止等々。24日は電話連絡網を通じて臨時休校となったが、電話が繋がらない生徒も多数。街の至るところに樹木、看板、屋根瓦が飛び散り、歩行さえ困難な場所も。台風18号が残した爪痕である。
牛深市では最大風速66.2m、不知火町では高波により12名、他にも落ちてきたカワラやガラス、感電などで3名、県内で計15名もの犠牲者、ご冥福をお祈り致します。高潮が家を飲み込む時間はたった4〜5分しかかからないとのこと。この速さでは避難は無理か。(水はゆっくり入ってくるものと思っていました。浅はかな考えを反省!)一瞬のうち、部屋の中が濁流、逃れようと天井を破ったが力つきた人もいたとのこと。
一夜明けた25日、復旧作業を手伝った人の話。「一面が茶色、異臭、泥まみれの家財道具を持ち出すだけで精一杯。心身共に元の生活を取り戻すにはもっと時間が必要でしょう。」 被災者の皆さまに、お見舞い申し上げます。この他にも、窓ガラスが割れ、部屋の中に吹き込む風雨、ただ静かに台風が通り過ぎるのを待った人たちも多かった。今度の台風、大小の差こそあれ、県民ほとんどが被害を被っているようです。稲、栗、梨、ビニールハウスなども大きな被害。熊本では数十年に一度あるかないかの大惨事でした。
先日の台湾大地震といい、この台風といい、自然災害の恐ろしさを痛感させられました。私たちは自然の恵みで生きている。しかし、自然にはいろんな側面がある。いつの日にか、人類は自然をコントロールすることが出来るようになるのだろうか?(99/09/24 最終更新:2002/02/28)