Q2.金魚の先祖は


A.

 金魚はフナから変化したものです。中国の古書によると、西暦3〜4世紀ごろ、揚子江の下流地方でフナにまざって、ときに黄色のヒブナがとれ、その後フナ型で黄赤色の魚をふやすことができるようになり、これを金魚と名づけたのです。
 

この系統図は日本鑑賞魚振興会の制作のもので、熊本県の金魚の郷である「長洲町」のパンフレットを参考にしました。(許可済み)

スキャナーでうまく読みとれず、名前を一部省略していますが、正式には、デメキンは「クロデメキン」、ハナフサは「オランダハナフサ」です。
 


 中国で金魚が飼育され始めたのは、千五・六百年前、現在のような色や形をしたものでなく、フナが突然変異して出現したものです。突然変異とは、それまでの親にはなかった性質や形態が突然子に現れてそれが遺伝することです。金魚の場合、普通なら黒っぽく生まれるはずのフナの中に、黒の色素を欠いた変種が出現し、その美しさに興味を抱いた人々が、新たな変種同士を交配させ、長い年月の間に更に新たな品種を生みだしてきたものです。よって金魚は、コイ目コイ科フナ属のフナの変種ということになります。


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